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あなたに抱かれたい
第12章 年末年始
お隣の間宮は、篠塚家から掃除機の音がしてきたので『ああ、大掃除を始めたんだな』と思った。
「どれ、うちも少しぐらいは掃除をするか…」
大晦日には付き合い始めた菱沼加代子が訪ねてきて、彼女が年越し蕎麦を作ってくれるという。
ハゲ、デブ、チビの三拍子揃ったこんな自分を気に入ってくれているのだから、せめて家屋ぐらいは綺麗にしておきたかった。
「まずは家の周りから掃き掃除でもするか…」
間宮は庭箒を手にして庭先に出てみた。
ふと、お隣を覗いてみると、やはり大掃除の最中なのか、窓を全開にして若い人妻が脚立に乗ってシーリングライトのカバーの取り付けに悪戦苦闘していた。
『おいおい、危なっかしくて見てらんねえな』
そこで間宮は「お掃除ですか?」と脚立に乗ってグラグラしている久美子に声をかけた。
「あ、これはお隣さん…
ええ、掃除を始めたのはいいんですけど、シーリングライトのカバーが外れちゃって…元通りにならなくて…」
そう言っている最中、今にも脚立から落ちそうなのでこちらがヒヤヒヤしてしまう。
「あの…良ければお手伝いしましょうか?」
「えっ?本当に?
うわ~、助かります」
間宮は庭箒を放り出すと、急いでお隣さんの家に向かった。
「お邪魔しますよ~」
「どうぞ、上がってくださいな」
やれやれと思いながら、間宮は靴を脱いで篠塚家に初めて足を踏み入れた。
キッチンに向かうと、久美子がいまだにカバーを取り付けられずに難儀している。
「気をつけなさい、落ちたら怪我しますよ」
間宮は慌てて脚立に近づき、グラグラしないようにしっかりと支えて上げた。
『どれ、私が代わりに取り付けましょう』
そう言うのは簡単だったが、脚立を支えるフリをして久美子のスカートの中を下から覗いた。
『ほぅ~…こりゃ絶景だな』
スラリと伸びた白い太もも、上に行くほど肉付きがよくて男を魅了する。
白い肌に身につけている黒いパンティーが艶かしい。
スカートの中を隠し撮りするのが趣味の奴らの気持ちがほんのちょっぴり理解できた。
おまけに久美子は上を見上げて足元の間宮がスカートの中を覗き込んでいるなどと思ってもいないようで、いつしか間宮がスカートの中に頭を突っ込んでいることさえ気づいていないようだった。

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