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あなたに抱かれたい
第12章 年末年始
「いやっ!変なことはしないでください!!」
間宮が久美子の頭に手をやってヒクヒクと蠢くペニスに導こうとするその手を振り払った。
「うわっ!!」
さほど強く振り払ったつもりはないのに、間宮はバランスを崩して脚立から落ちた。
いや、落ちたというよりも近くのソファー目掛けて飛び移ったというべきか…
しかし、久美子の目には脚立から落下したように見えた。
「痛ててて…」
我ながら上手く落下したように見せかけてソファーに飛び降りれたと思った。
しかし、完全に脚立から落ちたと勘違いした久美子が慌てて間宮に駆け寄る。
「すいません!大丈夫ですか?」
「いや…大丈夫じゃないかもしれない…
腰を打ったみたいだ」
「本当にすみません!手伝っていただいたのに怪我まで負わせてしまって…」
「いや、そんなに謝らないでください。少し腰を捻った程度ですから」
そう言いながらも起き上がる素振りを見せて、男は大袈裟に「痛ててて!」と顔を歪めた。
「待っててください。今すぐ救急車を…」
「そんな大事(おおごと)にしないでください
少し腰を揉んでくれれば楽になるはずなんで…」
男に怪我をさせてしまったという負い目があるので、
おかしいとも思わないで久美子は従順にしたがった。
「ここですか?この辺り?」
久美子の細い指が間宮のぶよぶよした腰を指圧する。
「お~!そこそこ!ああ…とても気持ちいい」
「痛みは、ましになりました?」
思いのほか大丈夫そうなので久美子もひと安心した。
「指…疲れたでしょう?変わります、今度は僕が指圧をしてあげましょう」
先ほどまで腰が痛いと顔をしかめていたのに、
まるで何もなかったかのように素早い動きで立ち上がると、久美子に横になれと命じてきた。
「いえ、私は大丈夫ですから」
「いいから、いいから、これもご近所付き合いの一つですよ
こうして知り合いになっておくと何かと後々、楽ですから」
運動音痴そうな体型なのに、どこにそんな力を秘めていたのかと思うほど強引に久美子はソファーに寝かせつけた。
「僕はね、こう見えても指圧の心得があるんですよ」
そう言って間宮の太い指が久美子の腰を揉み始めた。
『あら?以外とお上手だわ』
指圧なんて必要ないと拒んだくせに、彼の手際の良さに久美子はウットリしはじめた。

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