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あなたに抱かれたい
第12章 年末年始

『体を主人以外の人に触られるなんて…やっぱりいけないことかしら…』

久美子は心の中で自問自答するように言い、マッサージに戸惑い始めた。

「どうします?ここで中止されるんであれば、止めますよ…」

間宮は戸惑っている久美子の心中を察して、さりげなくそう言った。

「いえ、ごめんなさい…間宮さんを疑うわけではないんですけど…」

「初めての経験ってのは誰しも戸惑うものです
決して無理強いはしません。
奥さんが僕の腰をマッサージしてくれたせめてものお礼にと思っただけで…」

これからもお隣同士としてこの地で暮らしてゆくのだから、互いに気心がしれた方が暮らしやすいに決まっている。
変に気分を害されて住みにくくなるのだけは避けなければと「ごめんなさい、どうぞ、マッサージをお願いします」と久美子は間宮にマッサージを依頼した。

「そう言っていただけると、こちらもマッサージのやりがいがあります。腕によりをかけて奥さんのお肌をピチピチに仕上げますよ」

気が変わらないうちにと思ったのか、間宮は慌てて食卓の上からオリーブオイルを手にすると、ポタポタと久美子の太ももに雫を垂らした。

間宮が久美子の太腿を摩りながら世間話で気持ちを和らげてゆく。
もはや久美子は止めてとは口に出せず、太腿に触れてくる彼の手を拒むことは出来なかった。
彼の世間話に応じることも出来ず、無言のまま、太腿をピクピクと痙攣させてしまっていた。

やがて間宮もどんどん無口になってゆく。
むやみに言葉を口にせず、久美子の太腿を摩り上げ、内ももを撫でる時に大陰唇に少し触れるところまで指を這わす。

股間の間際を撫でられて、思わず久美子がピクッと臀部を震わせ、お尻を浮かせた。
『おっと!焦るな焦るな…』
やっとの思いで若い人妻の肌に触れることが出来たんだ。
不快な気分にさせて久美子がマッサージを止めてと言い出されては元もこもない。人妻の白い肌に触ることが中断されてしまうことは、間宮にはとても残念なことなのだから。
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