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あなたに抱かれたい
第12章 年末年始

日本では、久美子も拓哉も留守の正月を迎えようとしていた。

正弥は問題集を前にしてシャーペン回しをしながら、一向に回答用紙にペンを走らそうともしない。

「あんたさあ、真剣に考えてる?」

「考えてるさ、でも、球体の体積なんて生活に必要ある?」

「勉強なんてそんなものよ
ほら、問題をよく読みなさいよ」

「何度も読んでるさ
でもね、半径しか書いていないんだぜ?
ここからどうやって体積なんて計算するんだよ」

「あんた、つくづくバカね
ちゃんと公式を習ったはずよ
多分、中一で教えてもらったと思うんだけど…」

「記憶にございません」

「あんたは政治家か!
ほら、『身の上に…』とか覚えていない?」

「なんだよそれ、一身上の都合って奴?」

「もう!ホントにバカね
『身(3)の上に心配(4π)ある(r)参上(3乗)』って聞いたことあるでしょ?
それを当てはめるだけでいいのよ」

「さっぱりわかんねえ!」

正弥はついにペンを投げ出してしまった。

「なによそれ!答えを導く公式をそのまま言ってあげたのよ
普通はさ、ピンときてスラスラと解けるはずなのに…
その問題が解けるまで年越しそばはお預けだからね」

「そりゃあないよ!それじゃ年明けそばになっちまうだろ!!」

エッチなことは瞬時に覚えるくせに、いざ勉強ともなるとからっきしなので姉としては心配になる。

「じゃあさ、問題が解けたら、おっぱい触らせてくれる?」

「いいわよ~、出来たらね…
おっぱいだけじゃなくお尻だって触っていいんだから」

「本当だな?約束は守れよ
あと、もうひとつヒントをくれよ
このπって何だよ?パイ?おっぱいの事か?」

「円周率!」

時刻は11時になろうとしている。
そろそろ年越しそばの準備を始めないとマジで年明けそばになりそうなので、茉優はキッチンに向かった。

「円周率か~…ん?円周率って何だっけ…
なあ、姉ちゃん、パイで思い出したんだけどさ、クリームパイってあるじゃん。あれ、英語のスラングで中だしされたオマンコって意味なんだぜ、知ってた?」

『この子、バカなくせにそんなことだけはしっかりと知ってるんだから厄介だわ…』

茉優は薬味のネギを刻みながら『中だし』というワードにちょっぴりムラムラし始めた。
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