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あなたに抱かれたい
第15章 クラスメート

- で、引きこもりの原因はなに? -

「それがわからないから困っているのよ
高校の先生は前日はいつもと変わらず元気だったというし…」

- ふぅ~ん…、いいわ、私がそれとなく聞いてみる
もしかしたら私になら言えないこともしゃべってくれるかもしんないし -

「お願いよ茉優ちゃん…あなただけが便りなの」

電話を終えた久美子は、鏡に映る自分の顔を見て驚いた。
何だか一気に老け込んだ気がする。
子育てって、こんなにも大変なんだと思春期の子を持つ母親の苦労が身にしみた。


「誰からの電話だったの?」

通話を終えた茉優のスマホを覗き込み、マンションの部屋をシェアして住んでいる祐希奈が茉優に訊ねた。

「うん…弟がね…どうやら引きこもりになっちゃったみたいなの」

「男ってつまらないことで引きこもるしね~
要はクヨクヨして情けないのよ
だから私は男って嫌いなのよ」

セックスするにしても、飢えた野獣みたいにガツガツするしさぁ、だから私は女の子の方が好き。

そう言って祐希奈はソファに腰かけている茉優の背後から優しく抱きしめた。

「あん…ちょっと待ってよ、弟に連絡したいんだから」

「ほっておけば?ずっと部屋に籠ってる訳じゃなし、きっと誰もいない時を見計らってコソコソ出てきてトイレにも行かなきゃならないんだし」

だからね…私たちの時間を大事にしましょうよと、祐希奈は背後から茉優のおっぱいを揉み始める。

「ダメダメ、久美子さんに弟に連絡してみるって言っちゃったんだから用件を先に済ませちゃうわ」

ダメと言いながら、レズりたい祐希奈に自由に胸を揉ませながら、茉優は正弥のスマホに連絡してみた。


真っ暗な部屋で闇を見つめて、正弥はどうしていいかわからずに悶々としていた。
瑠璃と顔を合わせるのが怖かった。
そんなに好きでもない女の子の処女を奪ってしまった後悔に苛まれ、自分というものをこの世から消し去りたいとも思った。

そんな時、スマホに着信が来た。
どうせ久美子さんが「どうしたの?何かあったの?」と同じセリフの繰り返しなんだろうから、着信を受けるつもりはなかった。
それでも執拗に着信音が鳴り響くものだから着信拒否してやろうとスマホを手にして相手が姉であることに驚いた。

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