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あなたに抱かれたい
第15章 クラスメート
久美子は二人に気づかれないようにソッと階段を降りた。
『ああ~ん、私もキスがしたいわ』
舌で唇を舐めてみる。
自分の舌じゃイマイチ気持ちよくない。
そのうち、とんとんとんと、二階から軽やかな足取りで正弥と瑠璃が降りてきた。
「お邪魔しました」
ペコリとお辞儀をする姿が可愛い。
「あら?もうお帰りなの?せめてお茶でも飲んでいって頂戴な。あっ、良ければ夕飯をご一緒に…」
「お気遣いありがとうございます
でも、そろそろ帰って夕飯の支度をしなきゃいけないんで…」
「あら?あなたが作るの?お母さまは?」
「うち、共働きなんで、食事の用意は私がすることになっているんです」
「まあ、良くできた娘さんだこと…
それなら引き止めるのはご迷惑よね」
「ええ、ありがとうございます
こちらこそ、夕飯前のお忙しいところ、お時間をいただきましてありがとうございます」
瑠璃は来たときは重い足取りだったのに、スニーカーを履くと帰りは軽い足取りで帰っていった。
「さて、ようやく部屋から出てきてくれたんだから、夕飯はダイニングで食べてくれるんでしょ?」
「うん、迷惑かけてすいませんでした。でも、もう大丈夫なんで…」
「それはいいことだわ。
あっ!でも、その前にお風呂に入っちゃいなさいな
もう三日もお風呂に入っていないんでしょ?」
「そうなんだよねえ、もう体が痒くて…」
特に股間が痒くてたまらないんだと言いかけて、その言葉はぐっと飲み込んだ。
「それじゃお風呂に入ってらっしゃい、着替えは私が用意しておくわ」
お願いしま~す。
一件落着して篠塚家に再び平穏な日々が始まろうとしていた。
『そうだわ!もっと母親らしいことをしてあげましょう!』
久美子は正弥の着替えを用意すると、自分は部屋に戻って急いで水着に着替えた。
バスルームからはシャワーの音がしている。
すりガラスの向こうに若くて元気な男の子の裸体のシルエットが見えた。
「正弥く~ん、お邪魔しますね」
いきなりバスルームのドアが開いて久美子さんが入ってきたものだから、正弥は慌ててタオルで股間を隠した。

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