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防音室で先輩に襲われて…
第11章 カラダ目的なんて生ぬるい
「この下着は……君が俺のために着るものだよ?」
「……!」
「だから俺が買うんだ。他の誰にも見せてやる気はないよ」
彼の表情が変わった。
支配者の顔。自分を捕まえようとしてくる……オスの顔だ。
「……っ……着ませんから!」
乃ノ花は男の手をはらい、その場から逃げた。
(ああ、やっぱりこの人は優しいふりして、結局)
優しいとか、楽しいとか、呑気に思ってバカみたいだ。
乃ノ花は彼をおいてビルから出た。
「あっ…!」
そして歩道との段差に気が付かずに、こけてしまう。
膝をすりむき、すぐに起き上がれず、周りの人に心配される。
ズキッ....!!
追いついた椎名のサンダルが視界にはいり、乃ノ花はみじめに縮こまった。
「……」
椎名の無言の視線を肌に感じる。
いつもこうだ。
いざ逃げようとしても中途半端。鈍臭い。だから虐められる。
すると腰をおろした椎名が、彼女を抱き上げた。
驚く彼女を無視して、人の目が少ない場所へと運んだ。
──

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