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防音室で先輩に襲われて…
第13章 責め立てる舌先

「ク……ッ」

 椎名は片肘を壁について体重を支え、もう片方の手で猛りを扱(シゴ)き始めた。

 ゆっくりと、根元から先端まで……。ぬめった先走りが指に絡み、滑りを良くする。

 グチョ、グチョ、と生々しい水音が放送室に響く。
 
 彼はわざと乃ノ花に見せつけるように腰を突き出し、息を熱く吐きながら扱く。

 扱くたび、先端が膨らみ、滴が零れる。

 乃ノ花の心臓がバクバクと鳴った。
 
 (だめ……見ちゃ、だめ……)

 視線が釘付けになる。熱い匂いが鼻腔をくすぐり、下腹の奥が疼き、ショーツの奥がさらに濡れていくのがわかる。

「…ッ…ハァッ…ハァッ…飲め る?」

 すると椎名の声が、低く掠れて届いた。

「ハァッ…これ」

「‥‥ぁ」

「ふ……そう、イイ子……」

 視界をうめる光景が強烈すぎて、思考が回らない。

 興奮で胸を上下させる乃ノ花は、ほとんど無意識に──唇を開いた。

 ヌチャ.....

 舌が、わずかに覗く。

 開いたそこに、ぬめった鈴口が触れる。

 熱い。

 塩辛い先走りが、唇に塗りつけられる。

「ぅ……!」

 椎名が唸り、背中を丸めた。筋肉質な尻がきゅっと引き締しまり、乱れた制服から覗く腹筋がびくびくと震える。

 熱い迸(ホトバシ)りが、乃ノ花の口腔に放たれた。

 どくん、どくん、と脈打つたび、苦い液体が舌の上に広がる。
 
 喉奥に流れ込む感触。

 粘つく白濁が、口いっぱいに満ちる。

 湿った男の匂い……

 ごくん。喉を鳴らして飲み下した。

「んん‥っ、ん‥‥!」

 苦味と塩味と、椎名の濃厚な匂いが、身体の内側へ滑り落ちていく。侵食された体内が熱く痺れた。



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