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防音室で先輩に襲われて…
第13章 責め立てる舌先
「……ご飯を食べるところだったのに、悪かったね」
机の上に置かれた弁当を横目で見て、椎名は扉を開けた。
「気持ち悪いだろう?水、買ってくるよ」
そして彼は放送室を出て行った。
残された乃ノ花は、ハンカチで唇をぬぐった。
「ん……ケホッ、ケホッ…」
あまりに強烈な味、匂い、そして椎名の荒い息遣いが…口の中に残る。
震える手をスカートの中に滑り込ませると──信じられないくらいに濡れていた。
ショーツがぐしょぐしょで、太ももまで伝い、冷たい空気に触れてひんやりする。指先が蜜に塗れてぬるぬるになる。
「椎名……先輩……」
今日は、どうしてこうなったんだっけ。
(そっか……上坂先輩とのLINEを、隠したから)
彼女の片手はまだスマホを握ったままだった。汗で滑りそうになりながらも最後まで離さなかったのだ。
トーク画面を開く。
『来月そっちに帰る用ができたから、久しぶりに会わないか?』
昨日きた、上坂先輩からのメッセージ。
(どうして、わたしはこのやりとりを見せたくなかったんだろう)
いたってシンプルで、普通の内容。
(そっか、わたしと椎名先輩の歪んだ関係に……上坂先輩を巻き込みたくなかったからだ)
大切な人だから
この放送部と同じように、守らないといけない存在だから──

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