この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
防音室で先輩に襲われて…
第15章 通知画面


 胸の奥が熱く疼く。


 椎名の指が頰をなぞる感触が、甘く痺れる。


 下腹の奥がじんわりと湿り気を帯びて、息が浅くなった。


 そして放送室の空気が、突然重く静まり返った。


 古いファンの微かな回転音だけが、耳に響く──それは遠い風のささやきのように、静寂を優しく撫でる。


 遠くからは部活の掛け声がぼんやりと聞こえてくる──防音の壁越しにかすかに漏れ入る、学校の日常が。


 乃ノ花の息遣いが、そんな静寂を破るように速くなる。


 心臓の鼓動が、耳に響く──ドクン、ドクンと。それは夜の海の波のように、繰り返し打ち寄せる。


 ただ時間だけがゆっくりと伸びた──


 糸のように細く、儚く。



「───好き」


 
 言葉が、ぽつりと零れ落ちる。


 それは降り始めの雨粒のように、静かに、しかし確実に固い地面を濡らした。


 沈黙が、重く、優しく、再び訪れた。

 
 ファンの音が急に大きく感じる。


 乃ノ花の喉が、ごくりと鳴った。それは渇いた花が水を求める音のように、切ない。





/153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ