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防音室で先輩に襲われて…
第11章 カラダ目的なんて生ぬるい

 その後カフェの席に案内されると、窓際の二人席だった。

 ドリンクメニューはキャラのイメージカラー。 乃ノ花は『シルバースター・ラテ』で、椎名は『ブラックホール・コーヒー』を注文する。頼むのが恥ずかしくなるドリンクの名前だが、椎名がたんたんと注文をすませてくれた。

 運ばれてきたラテには、星のミルクアート。銀のエディブルグリッターがキラキラ光る。

(コラボカフェってこんな感じなんだ…!めちゃくちゃ可愛い、こんなの飲めない)

「写真撮らないの?」

「あ…!そうだ、撮らなきゃ」

 慣れて無さすぎて、椎名に言われて慌ててスマホを取り出した。

 パシャリ

(可愛く撮れてるかな…?)

 画角とか、角度とか難しい。

「…って先輩、なに撮ってるんですか」

「そりゃあ俺も撮るよ」

「わたしもはいってます……?」

「当然」

「…っ」

「むしろ乃ノ花ちゃんメインで撮ってるし。あー、少しコップ持ち上げてもらってもいい?……そうそう、良い感じだよ」

 椎名は乃ノ花に指示をしながら写真を何枚か撮り、彼女に見せた。

「これとかいいでしょ」

「…!先輩、写真上手ですね」

「可愛くとれてるね。君に送っておくよ」

「……//えっと、ありがとうございます」

 さらりと褒められて、礼を言ってしまった。彼から目をそらすためにラテを飲む。

(甘い~、おいしい)

 一口飲むと、ほのかなバニラとミルクの甘さ。



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