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The altar of a sacrifice
第2章  漆黒の夜に咲く悲鳴




金色の髪に紅い瞳、ゴテゴテのコスプレ貴族衣装。


そうか、アイツよく見れば、ヴァンパイアってやつだ。


唇の間から覗く鋭い2本の牙。


おかしな服装もそれならば納得がいく。


コスプレ?


つまりこれは…。



「ヴァンパイアごっこかよ!!」



渾身のひとりつっこみ。



「うるっせーな、さっきからごちゃごちゃと」



ヴァンパイアが怒りだした。


こちらに向かって歩いてくる。



「空気読めねぇのか?どう見たって今良い所だろうが」



喋り辛くなったのか、プッと牙を吐き出してヴァンパイアはなおも続ける。



「大体お前誰?何者?もしかして客?勘弁してよ…。誰かさんみたいに俺はバイじゃねぇんだ。女しか相手にしねぇよ。だいたいこんな山ん中にてめぇ…」



「あ~ん、亮太【リョウタ】様ぁ」



焦らされた女の子たちがヴァンパイアの両腕に取りついた。



「誰ぇ?」



「新入りの子ぉ…?」



亮太と呼ばれたヴァンパイアは、俺のことを一瞥してから素っ気なく「さぁ?」と言った。




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