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The altar of a sacrifice
第2章  漆黒の夜に咲く悲鳴




カプッ…


ハーフパンツの脇から太ももの肉を一噛み。



「痛っ。ちょっとキミ達、冗談もいい加減に…」



もう一人に首を舐め上げられて背筋がゾクリと震える。


女の子に乱暴も出来ないし、もどかしい。


体中に歯形の噛み跡が増えていく。



「私、一度やってみたかったの」



「ねぇ…、どこのお肉が一番柔らかいかしら?」



はしゃぐ女の子達の背後で亮太がくつろいで椅子に腰掛け、ニタニタしている。



「これ、何かの間違いだからさ、一回離れてくれるかな…?」



「私、ここだと思いますわ」



「そうかしら、太ももが一番じゃなくって?」


俺が何を言おうと聞いちゃぁいねぇ。



「……男の肉なんて美味しくない。硬くて不味いだけ…」



え?


声のした方を振り向くと、また変な奴が増えていた。




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