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The altar of a sacrifice
第2章  漆黒の夜に咲く悲鳴






「公秋さんはどこ…?」



「えっ、公秋?」



自室にいるのだろうか?


まさか彼までもがこの『お化け屋敷』に関与している訳ではないだろうな?


…いや、困る。


おそらく公秋さんは俺も含め、このメンバーの中で最年長。


この波乱しか予感させないお化け屋敷生活のせめてもの頼りなのだ。


彼だけはまともであって頂きたいところ…。



「公秋はねぇ、ホールにいるんじゃない?」



「ホール?」



「この館のメインホールとも言える、祭儀の間だよ。The altar of a sacrifice。生贄の祭壇ね。もうそろそろかな…?きっと今日のメインイベントが始まるよ…」



「いよいよですのね…」



華姫と雪姫が嬉々として立ち上がる。




「なんだよ、メインイベントって?」



この流れはきっとヤバイ流れだ。


まるでこのお化け屋敷のメインイベントの首謀者が公秋さんで、その準備のために彼がここにいないような言い方。








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