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The altar of a sacrifice
第1章 鬱蒼と茂る深い森
よく見れば、かなりの美少女だ。
ゆるくウェーブのかかった髪は腰の辺りまで伸びている。
目力のある瞳に、長く伸びたまつげ、肉厚でぽってりとした唇。
「ぶぅ~」
彼女は頬を膨らまして渋々歩いて来る。
「綾くん、彼女は鈴音ちゃん。ここの同居人の一人だよ」
「はじめまして、綾人くん」
何っ!?
まだ同居人がいたのか?
「はじめまして」
「仲良くしてね…?」
ちゅっ
いきなりキスされた。
それもかなりディープなやつ。
ちゅっ…ぴちゃっ、くちゅ…
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