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何処にでもいる悪女
第8章 黒い影
「有難う…
ねぇ、アクセコーナーの処に紳士用のハンカチ置いたのね。前は気付かなかったわ!?」
「はん!?あれか…
あれは紗英のためのコーナーよ!!」
「へ???私の?」
「そうよ!
あんたが誰かさんにプレゼント出来るように…!
お小遣いでも買えるものを!」
「な!!――…っ!!」
思わず真っ赤になってしまった…!
「ふふふ!!真に受けて!
実はね、お客さんがよく言うのよ『私ばかり買って悪いから、これから主人に何か探しにいくわ』って。
忙しい主婦は大変です。
せめてハンカチとかだけでも買えると良いのかな…。置いたら、これが好評なの!
紗英もどうぞ!勿論…林さんに♪」
「――結子…」
ねぇ、アクセコーナーの処に紳士用のハンカチ置いたのね。前は気付かなかったわ!?」
「はん!?あれか…
あれは紗英のためのコーナーよ!!」
「へ???私の?」
「そうよ!
あんたが誰かさんにプレゼント出来るように…!
お小遣いでも買えるものを!」
「な!!――…っ!!」
思わず真っ赤になってしまった…!
「ふふふ!!真に受けて!
実はね、お客さんがよく言うのよ『私ばかり買って悪いから、これから主人に何か探しにいくわ』って。
忙しい主婦は大変です。
せめてハンカチとかだけでも買えると良いのかな…。置いたら、これが好評なの!
紗英もどうぞ!勿論…林さんに♪」
「――結子…」