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何処にでもいる悪女
第10章 思惑
「頑張りなさい。鈴木さんを手伝ってくれてること、彼も感謝してたし。」
「そう…ですか」
はにかんだ顔がほんのり赤い。
こんな顔されたら男性はノックダウンだろうな!
「本当、頑張んなさいな!」
「あ!私、鈴木さんと付き合えば水島さんとの噂も無くなりますもんね。
……えい!ダメもとで…頑張ります!
あ!それと、水島さんのお友だちのブティック!
とても素敵でした。
気に入っちゃいました。結子さんに宜しくお伝えください!!」
「わかったわ。」
和やかに時間が過ぎた――
――――――――
翌日、私は昼休みに経理課を訪ねた。
経理の若い子を呼んでもらう…
彼女は私を見るなり気まずそうに視線を外した。
「そう…ですか」
はにかんだ顔がほんのり赤い。
こんな顔されたら男性はノックダウンだろうな!
「本当、頑張んなさいな!」
「あ!私、鈴木さんと付き合えば水島さんとの噂も無くなりますもんね。
……えい!ダメもとで…頑張ります!
あ!それと、水島さんのお友だちのブティック!
とても素敵でした。
気に入っちゃいました。結子さんに宜しくお伝えください!!」
「わかったわ。」
和やかに時間が過ぎた――
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翌日、私は昼休みに経理課を訪ねた。
経理の若い子を呼んでもらう…
彼女は私を見るなり気まずそうに視線を外した。