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何処にでもいる悪女
第6章 再会
「少しばかり良い身体をしているからと言って、自惚れるんじゃない!!

勝手にしろ。」


課長は吐き捨てるように言って 帰って行った。


私は安堵し、急に孝一さんに会いたくなった。


自分の中の鉛のような重石が無くなった気がしたのだ。


私はデスクに戻ると鞄から携帯を取りだしメールをした。


[林様、お久し振りです。
水島 紗英です。
その節は、お世話になっておきながらお礼もせず仕舞いで申し訳有りません。

メールアドレスを結子から頂きました。

宜しかったら私のアドレス、登録お願い致します。

また、お会いできる機会を楽しみにお待ちしております。紗英]


震えながら送信ボタンを押した。


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