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透明な部屋
第12章 ラブホテル210号室 6/1(日) 21:00〜23:00
ラブホのベッドに座ると、私の重みで思ったよりも沈んだ。
部屋には、小さな冷蔵庫とソファー、丸テーブルが置いてある。
私はベッドの滑らかなシーツを手で撫でながら、壁にかかっている絵を眺めていた。

『透明な自由』――嶋獲襄(シマエ・ジョー)の世界。

今日、行った美術館の展示エリアのことを思い出していた。

不思議な展示エリアだった。
写真を見た後に、次の展示物の絵を見たら、私はなんとも言えない気持ちになった。

『きっと、あの展示の順番も考えられてるんだろうな』

私はあの世界観を作った嶋獲襄に興味を持った。
ネットで検索したら、彼の経歴が出てきた。

嶋獲襄は、2010年〜2020年に活躍した芸術家。
2020年の12月31日を境に、活躍が見られなくなった。(この日にすべてのSNSアカウントを削除している)

その作風は、大別すると前期(2010〜2015)と後期(2015〜2020)に分かれている。

前期では、グラビアアイドルの写真集を手がけていた。
その写真集は、普通の写真集とは違い、本来写ることのないカメラマンも写っていた。
グラビアアイドルの写真集としてはあまり売れなかったが、グラビアアイドルの評判は上々で、売れなくても記念として嶋獲に依頼をする者も多かったという。

後期は……。
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