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御朱印女と怪談男
第2章 参拝・・・再会?
☆☆☆
不愉快だったので、縁結びの木の写真をパシャリと撮って、さっさと退散してきた。

ちくしょー縁結びのお参りができなかったじゃないか!
あいつのせいだ!!

プンスカしながら、私は社殿の方に戻っていった。社殿にはまだまだ見なければいけないところがあるからだ。ひとつ外せないのは御神木である。

ほえー・・・

すっくと青空に伸びる二本の杉。社殿の前にそびえたそれは、時代を経た堂々とした佇まいを見せていた。

立派な幹には神聖なものを示す太い注連縄がしめられている。御神木の近くでお参りできるように、わざわざ木でできた通路が渡してあった。

説明書きにはこうあった。

『御神木の前で三回深呼吸をしましょう
 体の中の悪い気を追い出し、良い『氣』を取り入れましょう』

こういう時の『氣』は中が「米」の字を使う。「✕」の時は「体内の氣を止めてしまう」意味を持つからだと聞いたことがある。

よし、ここで、さっきの嫌な思いと、ついでに私の体内に溜まりに溜まった煩悩を追い出すんだ・・・!

前の人がお参りを終えて木の橋から降りてくる。それを待って入れ違うように私は橋の先端部まで歩を進めた。

うわー・・・近くで見るとなおさら大きいし・・・
確かに、森のいい匂いがする。

何を隠そう私は匂いフェチである。
一時期、アロマセラピーに凝っていたこともあるくらいだ。
すううっと鼻から大きく息を吸うと、森の清浄な空気の中に、木々から立ち上る爽やかな香気が体中に染み入ってくるような気がする。

はあああああ・・・・・

私の煩悩・・・全部吐き出せ・・・

すううううっ・・・・

新しく心地よい神域の気配を体いっぱいに吸い込んでいく。

はああああ・・・・

『怪談男』への怒りよ・・・出ていけ・・・

すううううう・・・・
はあああああ・・・・

よし!これで、だいぶ穢れたこの身も心も洗われたことだろう。

少し気分が良くなった私は、最後に、お土産を売っている売店に顔を出してみることにした。売店は2つあり、ひとつはお酒を中心に、もうひとつはTシャツなどのグッズを中心にしていた。

グッズショップの方には大きな狼のぬいぐるみが売っている。
それもそのはず、この三峯神社はこのあたりの狼信仰の中心地なのだ。
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