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御朱印女と怪談男
第3章 金の切れ目がなんとやら
散々きのこを噛み締めながら迷った挙げ句、私は決意を固める。
どうせ、今年最後だし、失うものもないし!
よし!話しかけてみよう!!
「「あの・・・」」
驚いたことに、彼もまた全く同じタイミングで口を開いた。
え?
「あ・・・ど、どうぞ」
「いや、・・・べつに、その、オレは・・・」
何だこいつ。
若干、顔が赤くなっているように見える四十路絡みの男性を、不覚にも可愛いと思ってしまった。
ちょっと、面白くなってきた。
「さっきの・・・怪談?」
「あ、ああ・・・そうだよ」
「好きなの?」
「まあ」
「実話系?」
「そう・・・やっぱり、実話系な」
そんなところから私と「怪談男」との怪談トークが始まる。
話は結構盛り上がり、やれ『禍話』がどうとか、『角川ホラー文庫』がどうとか、ネットから出版物、果ては民話に至るまで、色々な話が飛び出してくる。その内、彼が私がかつて投稿していたサイトの『読者』であることまでわかってしまった。
「あのサイト、閉鎖されて、マジ落ち込んだな。結構面白かったのにさ」
などと言うものだから、思わず『私、実は投稿者・・・』と言いそうになって、はっと言葉を飲み込んだ。
しまった・・・ハンネが同じだ。
官能サイトと・・・
万が一、ハンネで検索されたら、私が官能小説サイトに書き散らした数多のエロ小説をこの目の前の男性に見られることになる・・・かもしれない。
自慢じゃないが私の小説は割と淫語多め、露骨表現多め、男✕女の純愛モノはまだしも、レイプ、ロリコン、百合、アナル責め、BLギリギリまで・・・性癖のデパートと言っても過言ではないラインナップだ。しかも、しかも・・・調子に乗って日記めいたものまで投稿していて、そこには・・・『昨日、オナニーしちゃった、(*ノω・*)テヘ』みたいなのまで具体的なやり方付きで投稿している始末・・・
ぶんぶんぶん・・・!
頭を軽く振った。
「はははは・・・あのサイト良かったですよね」
「え?読んでたの?」
「ええ、え・・まあ・・・」
そんな感じで適当に誤魔化さざるを得なかった。
あっぶねー・・・
どうせ、今年最後だし、失うものもないし!
よし!話しかけてみよう!!
「「あの・・・」」
驚いたことに、彼もまた全く同じタイミングで口を開いた。
え?
「あ・・・ど、どうぞ」
「いや、・・・べつに、その、オレは・・・」
何だこいつ。
若干、顔が赤くなっているように見える四十路絡みの男性を、不覚にも可愛いと思ってしまった。
ちょっと、面白くなってきた。
「さっきの・・・怪談?」
「あ、ああ・・・そうだよ」
「好きなの?」
「まあ」
「実話系?」
「そう・・・やっぱり、実話系な」
そんなところから私と「怪談男」との怪談トークが始まる。
話は結構盛り上がり、やれ『禍話』がどうとか、『角川ホラー文庫』がどうとか、ネットから出版物、果ては民話に至るまで、色々な話が飛び出してくる。その内、彼が私がかつて投稿していたサイトの『読者』であることまでわかってしまった。
「あのサイト、閉鎖されて、マジ落ち込んだな。結構面白かったのにさ」
などと言うものだから、思わず『私、実は投稿者・・・』と言いそうになって、はっと言葉を飲み込んだ。
しまった・・・ハンネが同じだ。
官能サイトと・・・
万が一、ハンネで検索されたら、私が官能小説サイトに書き散らした数多のエロ小説をこの目の前の男性に見られることになる・・・かもしれない。
自慢じゃないが私の小説は割と淫語多め、露骨表現多め、男✕女の純愛モノはまだしも、レイプ、ロリコン、百合、アナル責め、BLギリギリまで・・・性癖のデパートと言っても過言ではないラインナップだ。しかも、しかも・・・調子に乗って日記めいたものまで投稿していて、そこには・・・『昨日、オナニーしちゃった、(*ノω・*)テヘ』みたいなのまで具体的なやり方付きで投稿している始末・・・
ぶんぶんぶん・・・!
頭を軽く振った。
「はははは・・・あのサイト良かったですよね」
「え?読んでたの?」
「ええ、え・・まあ・・・」
そんな感じで適当に誤魔化さざるを得なかった。
あっぶねー・・・

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