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御朱印女と怪談男
第3章 金の切れ目がなんとやら
☆☆☆
三峯神社の御朱印帳は3000円也。御朱印袋も勧めたところ、それも買うということで、しめて4500円。更に、本日の御朱印を頂いて5000円というのが合計金額だった。

「いくら払えばいい?6000円くらいか?」

彼が言ったので、私は首を振った。さっきのはほんの意地悪だ。
「いいよ、5000円で。今回は貸したわけじゃないしね」
ひょいと首をすくめてみせると、ことのほか嬉しそうにしていた。

しげしげと御朱印帳を眺めて、大事そうにバッグにしまう。

「基本はね、神社でも、お寺でも、社務所とか、寺務所っていうのがあって、そこで『御朱印をいただけますか?』って聞けば、いただけるから。あ、注意点はね、参拝の後に貰いに行くのよ?」

私が言うと、彼はうんうん、と頷いていた。

そして、そのままの流れで、男と私は三峯神社の境内を散策することになった。男も同じ時間のバスに乗るというので、自然とそうなったのだ。

拝殿の右には摂社・末社と言われる小さなお社がある。さすが三峯神社だ、有名な神社の神様を多数勧請しているようで、小さなお社には聞いたことがある神社の名前が掲げてあり、その数は10ほどあった。

「このちっこいのは?」
「これは末社って言って、本殿の神様以外にこの地に一緒に祀られている神様のお社なの。気になるお社があったらお参りしていったらいいんじゃないかな?」
「じゃあ、ちょっと大きいのは?」
「これは摂社。本殿の神様と関係が深い神様を祀っているの。ほら、例えばこれはヤマトタケルノミコト・・・三峯神社はヤマトタケルノミコトが開いたとされているから。それからこっちはクニノトコタチノミコト、国を作ったイザナギとかイザナミの前に現れた国を作った大本の神様。そもそもこの神社が国産みをしたイザナギノミコトとイザナミノミコトを祀っているから、その縁で祀っているんだと思うんだよね」

「・・・めちゃめちゃ詳しいな」

う・・・しまった・・・語りすぎた。
私があまり熱く語ると、大抵の人は引いてしまうので、普段は抑えめにしているのだが、なんとなく、さっきの怪談話で盛り上がった余熱みたいなののせいでいっぱい喋ってしまった。

自制せねば・・・
「御朱印女」から、「神社オタク」に格上げ(格下げ?)されかねない。
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