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御朱印女と怪談男
第1章 出会い?
というわけで、このあふれかえる煩悩をなんとかしようと考えた私は、かねてから行きたかった『三峯神社』を目指すことにしたのである。

煩悩退散の旅、というわけだ。

そもそも、私は、怪談好き属性の他に、寺社仏閣好き属性もある。
御朱印帳を集めるのが密かな私のもう一つの趣味であった。

だったら、1月1日に行くべきでは?と思うところもあったが、1月1日の三峯神社など、一晩中渋滞する山道を私のために運転し続けてくれる彼氏でもいなければたどり着くことは不可能だ。

そこで、今日、12月31日、しかも朝という『穴場の時間』を狙うことにしたのだ。

目論見は当たったようで、以前来たときはずらっと並んでいたバス停もポツリと一人の高齢の荷物がやたら多いおばさんがベンチに座って待っているだけだった。

ラッキー!そう思い、私は二人目に並ぶことに成功した。

ああ・・・おばさん、もうひとつズレてくれたら私も座れるんですけど?
そう思ってみるが、おばさんは何故か席の右端に座っている。左には席が2つあるから、左端に座ってくれればいいのに・・・そう思ったのだ。

ま、いっか。
ここなら、確実にバスで座れる。

神社はここからバスで80分というところに位置するため、立っていくのはできれば避けたい。少し早めに着くように計算したのだが、これなら計算いらなかったかな?

そんなふうに思っていると、徐々に人が並び始める。
白いふわふわのコートに身を包んだお化粧バッチリの女性が、なかなかに高身長の爽やか男子と並んでいる。

リア充か!

若干、敵意が湧く。
その後ろには、家族連れと思しき4人、ご高齢の御夫婦と思しきカップル・・・そんな人達が次々と並び始めていた。バスがたどり着く30分前にはかれこれ20人くらい並んでいたので、やっぱり私の『計算』は必要だったと思い直した。

よかった・・・

そんなふうに思っていると、不意におばさんが席を立った。バスの時間を確認しているのか、仔細に時刻表を見ている。しばらく戻ってくるのなと思って待っていたが、どうやらそのまま立って待つことにしたみたいだったので、ありがたくベンチに座らせてもらうことにした。

はあ・・・

ちょっと息をつく。ケータイを見ると、バスが来るまであと10分ほどである。私が左に詰めて座ったので、私の隣に男性が腰を掛けた。
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