この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
御朱印女と怪談男
第1章 出会い?
少し色は白め、髪の毛が綺麗な黒色だったので、なんとなく肌が綺麗に見えた。服装は黒のダウンにレンガ色っぽいコーデュロイのシャツを合わせていた。バッグは若干小ぶりな灰色地のショルダーだった。
年齢は・・・40歳くらいかな?も少し上?
なんだか、男性らしいいい匂いがしていた。
男性は、バッグから本を一冊取り出して広げ始めた。
それも、へーって思う。
周りを見ても、私自身も、待っているときはスマホを見ている人が多かったからだ。
見るとはなしに目が行ってしまう・・・
ん?
『地蔵峠の怪』
少し白が強い紙色の本。タイトルがあり、その下に「体験者 40代 男性」・・・とな!?
これは、まごうことなき、『実話系怪談』!
思わず、私は文章を横目でちらちら追ってしまう。ストーリーは、体験者が、田舎の道を車で走っていたときのこと。ナビをかけ間違えたのか、やたらと細い道に案内されてしまうというところから始まっていた。
『ナビが示すとおりに進んでいたにも関わらず周囲はどんどんうら寂しくなり、秋も深まった頃だったせいか、日が落ちるのも早かった。
どうやら道に迷ってしまったらしい。クソ、ナビをかけたのに・・・そう毒づいた。しかし、今、オレが走っているのは引き返すこともままならない細い山道だ。こうなったら、少し転回できるくらいの広場があるところまで進むしかない。早く帰りたかったのに・・・そう思いながらもオレはアクセルを慎重に踏み込んだ。
ガタガタと左右に揺れる車体。しかし、なかなか都合のいい場所を見つけることができない。そうこうするうちに日が暮れ始めたので、オレはヘッドライトを点灯させた。
そのライトが照らしたところに、ずらりと並んだ地蔵を見て、オレは心臓がどきんと跳ね上がるのを感じた。なぜならその地蔵は・・・』
そこまで私が読んだところで、男がぱたんと本を閉じた。
「ああっ!」
しまった、声が出てしまった。
私は慌てて目を逸らし、スマホを見ているフリをする。男が、私の顔をじっと見てきているような気がした。
だらだらだらだら・・・
内心、冷や汗ダクダクだった。
年齢は・・・40歳くらいかな?も少し上?
なんだか、男性らしいいい匂いがしていた。
男性は、バッグから本を一冊取り出して広げ始めた。
それも、へーって思う。
周りを見ても、私自身も、待っているときはスマホを見ている人が多かったからだ。
見るとはなしに目が行ってしまう・・・
ん?
『地蔵峠の怪』
少し白が強い紙色の本。タイトルがあり、その下に「体験者 40代 男性」・・・とな!?
これは、まごうことなき、『実話系怪談』!
思わず、私は文章を横目でちらちら追ってしまう。ストーリーは、体験者が、田舎の道を車で走っていたときのこと。ナビをかけ間違えたのか、やたらと細い道に案内されてしまうというところから始まっていた。
『ナビが示すとおりに進んでいたにも関わらず周囲はどんどんうら寂しくなり、秋も深まった頃だったせいか、日が落ちるのも早かった。
どうやら道に迷ってしまったらしい。クソ、ナビをかけたのに・・・そう毒づいた。しかし、今、オレが走っているのは引き返すこともままならない細い山道だ。こうなったら、少し転回できるくらいの広場があるところまで進むしかない。早く帰りたかったのに・・・そう思いながらもオレはアクセルを慎重に踏み込んだ。
ガタガタと左右に揺れる車体。しかし、なかなか都合のいい場所を見つけることができない。そうこうするうちに日が暮れ始めたので、オレはヘッドライトを点灯させた。
そのライトが照らしたところに、ずらりと並んだ地蔵を見て、オレは心臓がどきんと跳ね上がるのを感じた。なぜならその地蔵は・・・』
そこまで私が読んだところで、男がぱたんと本を閉じた。
「ああっ!」
しまった、声が出てしまった。
私は慌てて目を逸らし、スマホを見ているフリをする。男が、私の顔をじっと見てきているような気がした。
だらだらだらだら・・・
内心、冷や汗ダクダクだった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


