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御朱印女と怪談男
第2章 参拝・・・再会?
パン!パン!

『どうか、どうか、この煩悩まみれの私にも良い出会いがありますように!
 理想を言えば顔は若干イケメン、優しくて、怪談が好きで、私の話をよく聞いてくれて・・・それからそれから、私のちょっとアレな性癖も受け入れてくれて、なんなら官能小説を読んでくれて『これいいね♡』なんて言ってくれちゃったりする・・・そんな、そんな・・・そんな彼氏でいいんです。贅沢は言いません。孫正義みたいな金持ちでなくてもいいですから!!だから!!
 あ、それから、私が煩悩の末、事故なんぞ起こさないよう、ぜひ、ぜひ!見守ってください!!!』

一心に祈る。

最後にもう一度、礼・・・。

『まじ、たのんます!神様!!!』

よし、次、行こう。

私は踵を返すと、拝殿を右手に見て歩き始める。直ぐ側に「辰年に竜が浮かび上がった石畳」なるものがある。踏まれてしまわないよう、縄で囲われている。ネットで調べてみると、どうやら縁起物らしく、スマホで写真にとって、待ち受けにすると幸運が訪れるとか、なんとかかんとか・・・

もちろん、パシャリ。

よし、次だ!

そのまま道なりに進むと、社務所がある。
そう、ここで、やっと私のもう一つの目的が果たせるというわけだ。

「すいません・・・御朱印を頂きたいのですが・・・」
ごそごそとリュックから御朱印帳が入った巾着を出そうとすると、巫女さんがにこりと笑って、『本日は紙でのお渡しのみとなっています』と。

ああ、そうか・・・31日は二年参りのひとで混み合うから、あらかじめ大量に用意してあるのを渡すスタイルなのか・・・

しょうがない・・・本当は書いてほしかったけどなあ。
ちょっとしょんぼりしたが、いただけるには違いないので、私は初穂料500円をお納めして、御朱印を頂いた。

よしよし・・・
さて次は・・・

少し進むと、別途お守りを授与しているテントが見える。その横を見ると・・・

ん?
んんん!!

『縁結びの木』

事前リサーチでは見逃していたらしい。そんなパワースポットがあるとは・・・これは・・・行かねば・・・。

この時点で、私は当初の目的である『煩悩退散』をすっかり忘れているのだが、まあ、仕方がない。馬に人参、怪談作家に廃墟、独り身の官能小説家に・・・縁結びの木、である。
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