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小便臭い変態マゾ牝奴隷でも愛してくれますか?
第10章 歪む世界……現実と夢の狭間……
「そもそも、理沙は……なんで……イジメの標的になったのか……その原因を、教えてくれ」

 真剣な面持ちで妹を見つめる。

「私(わたし)の家は厳しくて、外で友達と遊ぶことは、いっさい許されず。
 漫画やゲームなどの娯楽も禁止されていたわぁ」

 理沙は、昔を懐かしむように遠くを見つめて。

「禁止されると、それを破ってみたくなるのが、人間よねぇ」

 瞳を微かに潤ませ、風にまぎれてしまいそうなほどの小声で
 
「塾に行くフリをして、オタクショップに向かう途中で道に迷って、古びた公園のブランコに座り、泣いていた私(わたし)にお兄ちゃんが『小説を書い』てくれたのよぉ。
 普通、見て見ぬ振りをするか、話しかけると思うんだけど……お兄ちゃんは違ったわ」

 ああ、なんとなく思い出してきたぞ。 

 この頃は、今ほどインターネットが身近じゃなくて、とにかく自分が書いた小説を、読んで欲しくて……学校のクラスメイト、友人、家族などに手当たり次第に配っていたら、うざがられ、途方に暮れていた時に出会った少女がいたな。

「じゃあ、もしかしてオレのせいでイジメの標的に……」
「それは違うわぁ、お兄ちゃんの書いた小説はとてもとても面白くて、夢中になって、何度も何度も何度も読み返したわ。 
 それがきっかけで、私(わたし)も、小説を書くようになったの……だから♥ 
 お兄ちゃんは……無気力だった……私(わたし)に夢と生きる活力をくれたのよ♥
 あの小説の世界を私(わたし)なりに、表現したいとつよくつよく思ったわぁ♥ 
 ほんとうよ♥ 
 小さい頃からお人形遊びやおままごとが大好きで、小学生にもなっても……まだお人形遊びをしている、私(わたし)のことが気に入らなかったんでしょうね」

 とても悲しそうな表情で胸の内を話してくれた……オレの書いた小説が面白かった。
 そう言ってくれたことが凄く嬉しくて、認めてもられた気がしたからだ。
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