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小便臭い変態マゾ牝奴隷でも愛してくれますか?
第10章 歪む世界……現実と夢の狭間……
 お帰りなさいませ♥ ご主人さま♥ お嬢さま♥と 書かれた簡易メニュー台とカラフルなポスターのイラストなどが貼られた自動ドアをくぐり抜けて、店の中に、入ると。

「お帰りなさいませ♥ ご主人さま♥ お嬢さま♥ 何名様で、ご帰宅でしょうか?」

 統一されたメイド服に身を包み、ずらっと居並ぶメイド達というのは、貴族主義の象徴のようなもので、退廃的な魅力に溢れているな。

 それに流れてくるアップテンポな音楽がテンションを上げ、代表として、フリフリの黒を基調とした『メイド服』を着た一人の女性が声をかけてきた。

 彼女の名前は、黒川《くろかわ》 雪菜《ゆきな》さん。 
 
 彼女の家は母子家庭で、いくつものバイトを掛け持ちしているとか。

 偶然、立ち寄ったコスプレ喫茶でウエイトレスとして働く彼女と出会った。

 そのコスプレ喫茶の制服は、フリルのついた胸を強調するパフスリープの黒いワンピース、純白のエプロンは、短すぎて機能を果たしているとは思えなかった。

 胸元を飾るリボンはなく、ハートのチョーカー。

 髪飾りは、リボンで可愛らしく飾られているタイプの『ホワイトブリム』 がいかにもメイドらしいな。

 まるで絵に描いたような典型的な 『メイド』のスタイルだ。

 上半身は古典的な雰囲気を醸し出しているが、スカートはかなり短めで現代風にアレンジされ、黒のニーハイソックスと、黒いブーツという、ちょっとえっちな『制服』を目当てで店を訪れる『客』も少なくない。

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