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小便臭い変態マゾ牝奴隷でも愛してくれますか?
第10章 歪む世界……現実と夢の狭間……
「これは、オマエの仕業なのか!?」

「ええ、そうよ」

 我が意を得たりとばかりに、せいかの顔に笑みが浮かんだ。
 それはあどけない少女の笑みなどと表現するにはあまりにも禍々すぎた。
 姿形こそ、少女のそれであったが……その笑みは妖艶……あるいは奸悪《かんあく》とでも表現すべきものだった。

《何度も何度も何度も『理沙お姉様』を、つけ狙う『性犯罪者』が現れたでしょう。
 彼らを差し向けていたのも、わたしよ。
 全部、全部、わたしが企てたことよ。
 そしてここで『アナタ』は、わたしに殺されるのよ》

 その秘密の暴露(ばくろ)は自分の罪を認めて、懺悔(さんげ)したものなどではない。 
 これから起こるであろう惨劇を、どこか楽しみにしているようにも見える。
 
 自分に酔っている隙にオレは、素早く『彼女』の背後に回り込み、淫気を吸い取る。 

「隙だらけなんだよ! バカァ!! 
 すべて貴様(きさま)の思い通りに、いくと思うなよ。
 何があっても『妹』のことは、オレが絶対に守ってみせる」

《あえて火中に身を置くことで、最悪の事態を『回避』するつもりですか?》

 このときオレが考えていたことは、なんか『マンガの主人公』みたいで、なんかカッコいいじゃないかというぐらいの物凄く軽い気持ちだった。

《先導さんが、そのつもりなら、もう止めはしないわぁ。
 最後に、わたしが加護を授けてあげるわね。
 泣いて、感謝しなさい♥ 麗《うるわ》しき女神さまからの祝福よぉ》

「ちょっとまってくれ」 

《安心しなさい、身体に害はないわぁ♥ それに、きっと、これは、理沙お姉さまを助けるために、必要なことなのよ。
 先導さんの力を一時的に強めてさしあげるから……どうか、お願い、理沙お姉様を助けてあげて》

「ああ、任せろ!!」
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