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小便臭い変態マゾ牝奴隷でも愛してくれますか?
第11章 悪魔に魂を売った女。この理不尽な世界に復讐するために。
「その話は本当なのか」

「きゃあっ、人間の男っ」

「ええ、ホントですわ。 
 ワタクシたちのカラダをよく見てくださいませ」

 彼女たちの全てが、幽霊みたいなスケルトン仕様で、もうそれだけで現実的に、目にした者に対する説得力を十分という感じだ。 

「生命力を、生きる力を吸えば生きながらえることができるなら、オレのを吸えばいい」

 このときオレが考えていたことは、なんか『マンガの主人公』みたいで、なんか!? カッコいいじゃないかというぐらいの軽い気持ちだった。


「本気で言ってるんですか。
 見ず知らずの化け物のために、自らの命を捧げられるというのですか」

「ああ。
 困っている女の子を助けるのに、理由なんていらないよ。
 だから遠慮なく吸ってくれて構わないぜ」

「自ら供物になるとは、なかなか殊勝な心がけですわね」

 ルナと呼ばれていたエルフの少女が、オレの首筋に噛みついてきた。

「あ、ありえませんわ。
 ヒトの身でありながら、これほどの活力を秘めているなんて。
 でもこれは、わらわ達にとっては喜ばしいことですわ」

「もういいのか」

「ええ。
 おかげさまで、すこぶる気分がいいですわ。
 アナタは、わらわ達の命の恩人ですわ♥」

「危ないところを助けていただきありがとうございます」

「そうか、それはよかった。
 でも、生命力を吸っていないのに、お姉さんの方も一緒に元気になっているんだ?」

「それは、ワタクシたちは、2人で一つの命を共有しているのです。
 どちらか片方が命を落とせば、もう片方も命を落とすということです。
 あっ!? 自己紹介がまだだったわね、ワタクシはセレーネ……どこにでもいるただの『ハーフエルフ』です。
 妹のルナともども、よろしくお願いします、旦那さま」

「えっ!?」

「困っている女の子がいたら、無条件で助けるんですよね。
 わらわたちは住むところがなくて困っているんです……助けてください、お兄さん♥」

「わかった。母さんに相談してみるよ。ちょっと待ってて」

 ポケットからスマホを取り出した母さんに連絡すると、あっさりとOKをもらうことができた。 

 

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