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小便臭い変態マゾ牝奴隷でも愛してくれますか?
第20章 お兄ちゃんとの仲が全然進展しないんですか
「きゃあっ!? 放して、放しなさいよ」

「コラ、暴れるな。大きい声をあげるな」

 妹の悲痛な声が聞こえてきた……どうやら悠長に思案している場合じゃなかったみたいだな。

 女子更衣室。

 壁に並ぶ縦長のスチールロッカーの列。

「貴様らの悪行もそこまでだ。おとなしくお縄につけ」

「なんだ! この変態は、どこから現れやがった。ここは、女子更衣室だぞ」

 敵意を剥き出しにし、いっさいの躊躇(ちゅうちょ)なく、オレに向かって一斉に襲いかかってくるが

「遅い」

 鋭い蹴りで、相手を薙ぎ払う

「な、何者だ……凄い『蹴り圧』だ……ぜんぜん、近づけない……」

「悪党に語ることなど何もない。オレは、ただ正義を執行するだけだ」

「あの芝居がかった台詞に、赤ブルマを被った珍妙な姿。ま、まさか!? 今、ちまたを騒がせている『変態仮面』か? 絶対にかかわっては、いけないタイプの人間ですよ。アニキ!? ここは、逃げましょうよ」
「その噂なら、俺も聞いたことがあるな。変態仮面を見た者は、性欲欠乏症になるとか、女の子に対する興味や執着がまるでなくなるとか、そんな眉唾物《まゆつばもの》の話だったな」

 そんなことを話している男たちの背後に回り込み、素早く、背中に触れると淫気《いんき》を吸い取っていく。

 さすがに5人分の淫気を吸うと、その後にくる反動が怖くなるな。でも、これは悪漢から『妹』を守るためだ。どんな反動(エロイベント)がきても甘んじて受けいれる覚悟はできている。

 けど! これでまた、健全なお付き合いが遠ざかっていくな。 

「あ、アレ……俺たちここで……何をしていたんだ」

「クソ。俺も思い出せない」

「俺もだ」
 
 次々と男たちは声を上げ、首を傾げながら! その場を去っていった。


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