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Night BAR
第1章 BAR
[Night BAR]
とピンクのライトで光らせた看板に、
なんとも怪しさを感じる。
しかも、こんな所に。
でも、なんだか気になる気持ちが
私を店の前まで、誘導した。
扉の前には
営業中
の文字。
Night BARと称しながらも
昼間から営業しているというのも
またユーモアを感じる。
興味本位が体を動かしたか、
私は扉を開けていた。
カランカラン
という、扉の上に付けられた
鈴がなると同時に、
「いらっしゃいませ」
と落ち着いた男女数名の声が
私を迎えた。
店内は、
黒が基調となった、モノトーンな感じで、
所々
カラフルに光る
水の流れる壁がある。
テレビでよくあるBARの雰囲気だ。
私は、
とりあえずカウンター席に座った。
眼鏡をかけた温厚そうなバーテンダーが
笑顔でこちらにやってくる
「何をお飲みになりますか?」
お酒を
こんなとこで飲んだことのない私は、
困った。
「おすすめはありますか?」
と聞くと、
奥から、金髪の長身な男のバーテンダーが
でてきて
「あたしがやるわ。」
と言って、交代を申し出た。
「あたしのおすすめでいいかしら?」
私の方に向き直って、
そう聞いてくるバーテンダーに、
私は、ただ頷いた。
「ちょっと待っててちょうだいね。」
そう言って慣れた手つきで、
カクテルを作っていく。
おネェだったことに驚きつつも、
その手さばきと、
湧き出た魅力に
ついみとれてしまっていた。
とピンクのライトで光らせた看板に、
なんとも怪しさを感じる。
しかも、こんな所に。
でも、なんだか気になる気持ちが
私を店の前まで、誘導した。
扉の前には
営業中
の文字。
Night BARと称しながらも
昼間から営業しているというのも
またユーモアを感じる。
興味本位が体を動かしたか、
私は扉を開けていた。
カランカラン
という、扉の上に付けられた
鈴がなると同時に、
「いらっしゃいませ」
と落ち着いた男女数名の声が
私を迎えた。
店内は、
黒が基調となった、モノトーンな感じで、
所々
カラフルに光る
水の流れる壁がある。
テレビでよくあるBARの雰囲気だ。
私は、
とりあえずカウンター席に座った。
眼鏡をかけた温厚そうなバーテンダーが
笑顔でこちらにやってくる
「何をお飲みになりますか?」
お酒を
こんなとこで飲んだことのない私は、
困った。
「おすすめはありますか?」
と聞くと、
奥から、金髪の長身な男のバーテンダーが
でてきて
「あたしがやるわ。」
と言って、交代を申し出た。
「あたしのおすすめでいいかしら?」
私の方に向き直って、
そう聞いてくるバーテンダーに、
私は、ただ頷いた。
「ちょっと待っててちょうだいね。」
そう言って慣れた手つきで、
カクテルを作っていく。
おネェだったことに驚きつつも、
その手さばきと、
湧き出た魅力に
ついみとれてしまっていた。