この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Night BAR
第1章 BAR
「お待たせしました。ミサスペシャルよ〜」
そう言って前に出されたカクテルは
青のグラデーションが綺麗で
とても可愛らしい。
そっと一口呑んでみる。
「おいしい…」
本当に今までの中で一番おいしいと思った。
「よかった…お気に召していただけたかしら?」
そう言って微笑むバーテンダー。
黙っていたらホストにいそうなくらいの
イケメンなお兄さんなのになぁ…。
「えぇ。とっても。」
そう言って私も微笑み返した。
「青。これはあなたのイメージカラーよ。」
「え?」
唐突なバーテンダーの言葉に
私の頭にクエスチョンマークが羅列する。
「なんだか、寂しそう。」
私の心の孤独を
見透かされたようで
私は何も言えなかった。
「今は冷たくて凍えそうなくらい寂しくても」
カクテルグラスの中に映る
1番下の1番暗い青を指差し
「いつかきっと暖かくて明るい未来がやってくる」
徐々に指を上にスライドさせ、
1番明るい青を指差し
私を見つめるバーテンダー。
「いつでも来ればいいわ。」
その言葉にハッとなって
バーテンダーを見つめ返した。
「寂しくなったら、
いつだってくればいいわ。
いつだってあたし
あなたを待ってるわ。」
そう言ってまた微笑むバーテンダー。
なんて言ったらいいか分からなくて
ただ私は淡く輝く青のカクテルを見つめた。
なんだろう
安心って
こういうのをいうのかな。
安心感なんてもの
久しく抱かなかったせいで
わかんないや。
そう言って前に出されたカクテルは
青のグラデーションが綺麗で
とても可愛らしい。
そっと一口呑んでみる。
「おいしい…」
本当に今までの中で一番おいしいと思った。
「よかった…お気に召していただけたかしら?」
そう言って微笑むバーテンダー。
黙っていたらホストにいそうなくらいの
イケメンなお兄さんなのになぁ…。
「えぇ。とっても。」
そう言って私も微笑み返した。
「青。これはあなたのイメージカラーよ。」
「え?」
唐突なバーテンダーの言葉に
私の頭にクエスチョンマークが羅列する。
「なんだか、寂しそう。」
私の心の孤独を
見透かされたようで
私は何も言えなかった。
「今は冷たくて凍えそうなくらい寂しくても」
カクテルグラスの中に映る
1番下の1番暗い青を指差し
「いつかきっと暖かくて明るい未来がやってくる」
徐々に指を上にスライドさせ、
1番明るい青を指差し
私を見つめるバーテンダー。
「いつでも来ればいいわ。」
その言葉にハッとなって
バーテンダーを見つめ返した。
「寂しくなったら、
いつだってくればいいわ。
いつだってあたし
あなたを待ってるわ。」
そう言ってまた微笑むバーテンダー。
なんて言ったらいいか分からなくて
ただ私は淡く輝く青のカクテルを見つめた。
なんだろう
安心って
こういうのをいうのかな。
安心感なんてもの
久しく抱かなかったせいで
わかんないや。