この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第2章 ひとりえちちと怪談ディナー(前編)
☆☆☆
「なんか、軽部さん、今日いいことあった?」
職場で隣りにいるえっちゃんー片品英津子(かたしな えつこ)に声をかけられて、ビクンとする。
「い・・・いや?別に・・・」
一応そう答えてみた。が・・・もしかして、頬が緩んでいたり、なんならニヤけていたりしただろうか?
そ、そんなことはないはずである。火鍋のお店と18時という集合時間が決まった時、きゅっとスマホを抱きしめてしまい、若干ニヤついた自覚があった私は自席に戻る前に化粧室で一応、顔をチェックしていたのだ。
頑張って、真顔に戻したと思うんだけど。
「ふーん・・・なんか、顔色いいなって」
か・・・顔色!?
女の直感は恐ろしいと言うが、本当だ。
こういう女子力を、私は一体どこに置いてきてしまったのだろうか?
「あ・・・そ、そう?なんでだろう?よく寝たからかなあ」
なんて言ってみたけれど、えっちゃんは、またしても意味深な顔で『ふーん』と言った。
そんなこんなで、終業のベルが鳴り、今日のお仕事はおしまいとなった。とにかくボロが出る前に、さっさと帰ろう・・・。
私は机の上を手早く片付け「お疲れ様でーす」と挨拶をしてロッカーに向かった。
庁舎から出ると、外は真っ暗だった。ひんやりとした空気が、冬だなと感じさせる。
休み明け初日だからだろうか、新年会に向かう集団だろう人だかりもあったり、二人連れでおしゃべりしながら歩く女性たちなんかも。
先月までは、そういう人を見ると、無意識に目を背けていた自分がいた。
でも、なんだか今日はちょっと違って見える。
確かに、機嫌・・・いいかも、私。
今夜は小説の執筆が捗りそうである。
「なんか、軽部さん、今日いいことあった?」
職場で隣りにいるえっちゃんー片品英津子(かたしな えつこ)に声をかけられて、ビクンとする。
「い・・・いや?別に・・・」
一応そう答えてみた。が・・・もしかして、頬が緩んでいたり、なんならニヤけていたりしただろうか?
そ、そんなことはないはずである。火鍋のお店と18時という集合時間が決まった時、きゅっとスマホを抱きしめてしまい、若干ニヤついた自覚があった私は自席に戻る前に化粧室で一応、顔をチェックしていたのだ。
頑張って、真顔に戻したと思うんだけど。
「ふーん・・・なんか、顔色いいなって」
か・・・顔色!?
女の直感は恐ろしいと言うが、本当だ。
こういう女子力を、私は一体どこに置いてきてしまったのだろうか?
「あ・・・そ、そう?なんでだろう?よく寝たからかなあ」
なんて言ってみたけれど、えっちゃんは、またしても意味深な顔で『ふーん』と言った。
そんなこんなで、終業のベルが鳴り、今日のお仕事はおしまいとなった。とにかくボロが出る前に、さっさと帰ろう・・・。
私は机の上を手早く片付け「お疲れ様でーす」と挨拶をしてロッカーに向かった。
庁舎から出ると、外は真っ暗だった。ひんやりとした空気が、冬だなと感じさせる。
休み明け初日だからだろうか、新年会に向かう集団だろう人だかりもあったり、二人連れでおしゃべりしながら歩く女性たちなんかも。
先月までは、そういう人を見ると、無意識に目を背けていた自分がいた。
でも、なんだか今日はちょっと違って見える。
確かに、機嫌・・・いいかも、私。
今夜は小説の執筆が捗りそうである。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


