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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第10章 バレンタインと甘い夜
☆☆☆
不意に目が覚めた。

オレンジの間接照明の部屋。
あれ?ここどこだっけ?と一瞬思ったが、傍らに人肌のぬくもりを感じて、ああそうだったと思い出す。頭を巡らせてベッドボードの時計を見ると時刻は午前1時を少し過ぎた頃だった。

ちょっとおトイレに行きたくなり、そっとベッドを降りた。傍らに脱ぎ捨てられたバスローブが落ちていたので、軽くはたいて彼の分と一緒にソファに掛ける。一瞬、バスローブを羽織ったほうがいいかな?なんて思ったけれども、正直言って、素肌で触れ合う方が気持ちいいので、やっぱりそのままにすることにした。

無意識にお腹の辺りに手をやる。体の奥がまだ何だかじんじんする。それを意識すると、すぐに彼のもとに取って返してひっつきたくなってしまうのだ。

ああ・・・なんか私ってやっぱり・・・えっちいなあ・・・

そんな風に思って苦笑する。
そのまま浴室となりのトイレに入って用を足し、ついでにのどが渇いたので冷蔵庫にあったウェルカムドリンクである水のペットボトルを開けて飲んだ。

すーっと身体の中に水分が染み渡る気がする。そう言えば、と思って、自分のアソコの当たりを触ってみる。もうすでに中からたくさん染み出したはずの蜜は乾ききっているのではあるが、結構いっぱい出たのかも、と思うほどにはその残滓を感じることができた。

水分補給しないと干からびちゃうかも。

なんて思う。

飲みかけの水の蓋を閉じて、ベッドボードの空いているスペースに置く。裸のまま、再び彼の横に身体を差し入れた。やっぱり温かいや・・・なんて感じていると、彼が少し声を上げた。

「ん・・・んん・・・」
もしかして、私の足が冷たかったのだろうか、彼の身体がもぞりと動いた。

「ゆら・・・さん?」
「ごめんなさい。起こしちゃった?」
あ・・・そうだ、素直さんにもお水・・・そう思って立ち上がろうとした私の腕をぐいと彼が引っ張った。

「きゃっ!」

そのままずるずるとお布団の中に引きずり込まれてしまい、ぎゅっと抱きすくめられて、ほっぺや唇にキスをされてしまった。

「あ・・・ダメ・・・少しお水をって思った・・・のにぃ・・・」
「お水より、ゆらさんのほうがいいっス」
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