この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第11章 不運女と福徳男(前編)
【不運女と福徳男(前編)】

2月16日・・・あの熱いバレンタイン・デートから明けて月曜日である。出社した私を手ぐすね引いて待っている人がいた。

「ゆ〜らちゃん♪どだった??」
にやにや、によによ。迫ってくるのは、もちろん、今回のデートの影の功労者・・・というか、女策士のえっちゃんだった。

「あ・・・えと、えと・・・」
予想はしていたが、していただけで、どう答えるべきかなんて思い浮かんでなかった私は、案の定あたふたとしてしまい、言葉にならない言葉の後に、顔がかーっと熱くなって俯いてしまった。

多分、今、私・・・耳まで真っ赤だよ。
だって、だって、あんなのどうやって表現すればいいんだよ・・・っ!

えっちゃんと言えば、私のそのリアクションだけでだいたいを悟ったのだろう、
「ほー、へー、ふーん・・・よかったねえ〜」
なんて言ってくる。

私としては、あの『演出』はめちゃめちゃびっくりして心臓が止まるかと思ったので、文句のひとつでも言ってやろうと思ったのだけど、結局口から出たのは、『あ、ありがとう・・・』だったわけだ。

「うんうん・・・私も頑張った甲斐があったってもんよ!」
私のその言葉に、えっちゃんはますます上機嫌である。そして、さすがのえっちゃんも、『どんなことしたの?』とかまでは聞いてこなかったので、助かった。そんなこと聞かれた日には、恥ずか死にしてしまう。

「まあ、これでゆらちゃんと彼氏との仲もぐぐっと縮まったわけだ!うーん、安心、安心!」
「う・・・うん・・・そ、そだね・・・」

これが月曜日の始業前にえっちゃんと交わした最後の会話だった。
しかし、このときの私は、まだ知らなかったのである。この後に起こる・・・大きな悲劇を・・・。
/175ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ