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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第11章 不運女と福徳男(前編)
【不運女と福徳男(前編)】
2月16日・・・あの熱いバレンタイン・デートから明けて月曜日である。出社した私を手ぐすね引いて待っている人がいた。
「ゆ〜らちゃん♪どだった??」
にやにや、によによ。迫ってくるのは、もちろん、今回のデートの影の功労者・・・というか、女策士のえっちゃんだった。
「あ・・・えと、えと・・・」
予想はしていたが、していただけで、どう答えるべきかなんて思い浮かんでなかった私は、案の定あたふたとしてしまい、言葉にならない言葉の後に、顔がかーっと熱くなって俯いてしまった。
多分、今、私・・・耳まで真っ赤だよ。
だって、だって、あんなのどうやって表現すればいいんだよ・・・っ!
えっちゃんと言えば、私のそのリアクションだけでだいたいを悟ったのだろう、
「ほー、へー、ふーん・・・よかったねえ〜」
なんて言ってくる。
私としては、あの『演出』はめちゃめちゃびっくりして心臓が止まるかと思ったので、文句のひとつでも言ってやろうと思ったのだけど、結局口から出たのは、『あ、ありがとう・・・』だったわけだ。
「うんうん・・・私も頑張った甲斐があったってもんよ!」
私のその言葉に、えっちゃんはますます上機嫌である。そして、さすがのえっちゃんも、『どんなことしたの?』とかまでは聞いてこなかったので、助かった。そんなこと聞かれた日には、恥ずか死にしてしまう。
「まあ、これでゆらちゃんと彼氏との仲もぐぐっと縮まったわけだ!うーん、安心、安心!」
「う・・・うん・・・そ、そだね・・・」
これが月曜日の始業前にえっちゃんと交わした最後の会話だった。
しかし、このときの私は、まだ知らなかったのである。この後に起こる・・・大きな悲劇を・・・。
2月16日・・・あの熱いバレンタイン・デートから明けて月曜日である。出社した私を手ぐすね引いて待っている人がいた。
「ゆ〜らちゃん♪どだった??」
にやにや、によによ。迫ってくるのは、もちろん、今回のデートの影の功労者・・・というか、女策士のえっちゃんだった。
「あ・・・えと、えと・・・」
予想はしていたが、していただけで、どう答えるべきかなんて思い浮かんでなかった私は、案の定あたふたとしてしまい、言葉にならない言葉の後に、顔がかーっと熱くなって俯いてしまった。
多分、今、私・・・耳まで真っ赤だよ。
だって、だって、あんなのどうやって表現すればいいんだよ・・・っ!
えっちゃんと言えば、私のそのリアクションだけでだいたいを悟ったのだろう、
「ほー、へー、ふーん・・・よかったねえ〜」
なんて言ってくる。
私としては、あの『演出』はめちゃめちゃびっくりして心臓が止まるかと思ったので、文句のひとつでも言ってやろうと思ったのだけど、結局口から出たのは、『あ、ありがとう・・・』だったわけだ。
「うんうん・・・私も頑張った甲斐があったってもんよ!」
私のその言葉に、えっちゃんはますます上機嫌である。そして、さすがのえっちゃんも、『どんなことしたの?』とかまでは聞いてこなかったので、助かった。そんなこと聞かれた日には、恥ずか死にしてしまう。
「まあ、これでゆらちゃんと彼氏との仲もぐぐっと縮まったわけだ!うーん、安心、安心!」
「う・・・うん・・・そ、そだね・・・」
これが月曜日の始業前にえっちゃんと交わした最後の会話だった。
しかし、このときの私は、まだ知らなかったのである。この後に起こる・・・大きな悲劇を・・・。

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