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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第12章 不運女と福徳男(後編)
そんなふうに私をそそのかす。
ただ、私はその言葉に・・・ボン、と顔が紅潮してしまい、ギシリと身体が固まってしまう。

そんな情熱的なこと・・・恥ずかしすぎて言えないぃ!!

「すごく嬉しかったから・・・その、お礼?させて欲しい」

やっと言えたのはこれくらいだった。
瞬間、彼がガバっと立ち上がった。

え!?

思った瞬間、テーブルを回り込んで、こちらにやってきた彼が私をひょいと立ち上がらせる。

え?・・えっ!?

なんだかわからない状態で、なすがままにされた私は・・・ぎゅううっと彼に抱きすくめられていた。

「ああっ!!もう!!・・・なんだ・・・その・・・これ以上、煽るな!・・・こっちは・・・こっちはさ!!」

な、何、何?どうしたの!?

突然の彼の豹変ぶりに、私はついていけない。
数分そのままぎゅうっとされてしまった私はドキドキするやら、嬉しいやら・・・ついでに、彼の匂いが体にいっぱいつけられちゃって、くらくらするやらで大変だった。

「も、もう、とにかく行くから・・・そ、その、お礼の件はまた後で・・・な」

そう言って、洗面台に歯を磨きに行ってしまった。
その後は、帰る準備を整えた彼に、玄関先で軽くハグをされ、今度こそバイバイをした。

扉の向こうで手を振る彼に、私も手を振り返していた。でも、いつまでもこうしててもしょうがない。ゆっくり、扉が閉まるに任せ、最後の最後、彼の姿が見えなくなるまで、私は幼子のように手を振り続けた。

パタン、と玄関扉がしまったあと、ほんのりと自分の身体に残る彼の体温を・・・私はぎゅっと抱きしめていた。
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