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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第12章 不運女と福徳男(後編)
しどろもどろで支離滅裂。池袋駅の改札前で、あたふたと噛み合わない会話が続く。
そうなのだ、私が『一泊お泊りデート』のつもりOKした彼の言葉の真意は『同棲しないか?』だったのである。
私ったら、それに対してしれっと『嫌じゃない』とか答えちゃって・・・。
いや、もちろん嫌じゃない。嫌なわけないし、むしろしたい。
だって、そうしたら毎日一緒に寝れるし、ご飯食べてもらえるし!!
でも、でもでもでも、でも!!
「いや・・・もちろん嫌ですよね・・・はははは、忘れましょう・・・」
なんだか涙目で彼が言う。
ダメっ!!
踵を返そうとした彼を前に、私の思いが爆発した。
「嫌じゃない!!」
言いながら、彼の手をぐいと掴む。
だって、行かないで欲しいから!!
「や・・・じゃない?」
真顔で聞かれて、恥ずかしくなったけど、今更、引き下がれない。
私はブンブンと首を振った。
「よかった・・・」
ポツリと彼が呟く。握った腕にこもった力があからさまに抜けていくのを感じた。
こうして、私達のお買い物は、私の思惑を大きく超えた形で始まったのである。
そうなのだ、私が『一泊お泊りデート』のつもりOKした彼の言葉の真意は『同棲しないか?』だったのである。
私ったら、それに対してしれっと『嫌じゃない』とか答えちゃって・・・。
いや、もちろん嫌じゃない。嫌なわけないし、むしろしたい。
だって、そうしたら毎日一緒に寝れるし、ご飯食べてもらえるし!!
でも、でもでもでも、でも!!
「いや・・・もちろん嫌ですよね・・・はははは、忘れましょう・・・」
なんだか涙目で彼が言う。
ダメっ!!
踵を返そうとした彼を前に、私の思いが爆発した。
「嫌じゃない!!」
言いながら、彼の手をぐいと掴む。
だって、行かないで欲しいから!!
「や・・・じゃない?」
真顔で聞かれて、恥ずかしくなったけど、今更、引き下がれない。
私はブンブンと首を振った。
「よかった・・・」
ポツリと彼が呟く。握った腕にこもった力があからさまに抜けていくのを感じた。
こうして、私達のお買い物は、私の思惑を大きく超えた形で始まったのである。

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