この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第32章 愛しい気持ちと積み重なる記憶
「あ、でも男の人もお願いしていいみたい」

願い事を書くときの説明書きに『男性もどうぞ』とある。

「そうなのか!?」

すっかり女性のみ、と思っていた素直さんも、それなら俺も、と興味を持ったみたいだった。

この石神さまは摂社なのだろうと考え、本殿にまずはお参りする。
考えてみれば、玉依姫様の御縁で巴さんたちに会えたからなーなんて考えて、『また会えますように』というのもお願いしておいた。

もちろん、縁結びの神様だ。
素直さんとの縁が強く結ばれますように、というお願いも忘れない。

その後、もちろん神明神社の御朱印も頂いて・・・
それからお願い事を二人で書くことにした。

うーんと・・・

最初は『素直さんが元気に過ごせますように』とか、
『家族みんな病気とかになりませんように』とか、
そんな事を考えて筆を走らせかけたのだけれども、
ちょっと考えて、別のことを書いた。

「ゆらさん、なに書いたの?」

私が悩んでいる時間が長かったせいか、素直さんがこちらを覗き込もうとしてくる。
びっくりして思わずがばっと自分の身体を覆いかぶせるようにして隠してしまった。

「あ・・・いや、別に内緒ならいいんだけど」

なんて言ってくれたが・・・。ごめん、ちょっとびっくりさせちゃったよね?

慎重に紙を折りたたんで、『願い箱』に入れる。
ここでも同じ、二礼、二拍手、一礼のお作法。

『石神さま・・・もしかして贅沢なお願いかもですが・・・』
そんなふうに思いながら、深く礼をした。

神明神社をあとにした私たちは、道すがらにある海産物やさんなんかをちょっと覗いて、わかめが安いのでひとつずつ購入し、駐車場に戻った。

次に目指すのは伊雑宮である。

ここは珍しいことに、本来は神殿の中に配置されている『心御柱(しんのみはしら)』が田んぼの中にどーんと建っている。それもそのはず、この伊雑宮の前に配されている田んぼは、御神田と言われ、そこでは毎年6月に、日本三大御田植祭の一つである『磯部の御神田(いそべのおみた)』なる神事が行われる場所なのだ。

その柱も、天照大神が建てた・・・などという言い伝えもあるらしい。

「へぇ・・・あれが、神様の柱か〜」
/476ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ