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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第6章 女の約束と男の気持ち
「わー・・・これって・・・」
私が声を上げたのも無理はないと思っていただきたい。そこは、確かに駅の中であるにも関わらず、その内装は食堂車のそれだったのだ。
私達がやってきたのは東京駅改札内、グランスタにある『THE STATION RESTAURANT THE CENTRAL』である。
「ここ、いいでしょ?味も美味しいんですよ」
入り口近くは駅の構内を望むカウンター席だったが、奥の方には列車の窓も再現した食堂車風の佇まいのボックス席がいくつか並んでいた。
さすがに窓の『外』までは再現しておらず、そちらもレストラン内部だったりするのだが、ちょっと雰囲気のあるランプシェードのついた明かりが灯っており、真っ白な厚手のテーブルクロスがかかった年季の入った木のテーブルがなんだかレトロな懐かしさを醸し出していた。
「俺はハヤシライスにしますけど、軽部さんは?」
彼がメニューをよこしてくれる。彼によると、ここのお勧めはハヤシライスとのことだった。メニューを見ると、オムハヤシだとか、ハンバーグだとか、いわゆる昔の洋食屋さん風のメニューが並んでいる。
・・・うっ・・・それなりにする・・・
寿司屋ほどではないけれども、お値段はだいたい2500〜3000円ほど。そこそこである。ちらっと彼を見た。
「きょ・・・今日は割り勘にしましょうね?ほら、勝負の分はもう終わったし」
と一応言っておく。なんとなく、そうしておかないと、また『俺が払う』と言いかねないからだ。
払ってもらいすぎると、なんとなく・・・気後れしてしまうから・・・。
迷った挙げ句、私が選んだのはオムハヤシだった。オムライスも食べたいし、イチオシのハヤシライスも食べたいというワガママなチョイスだった。
「あ、ワイン、頼んでもいいですか?」
そう言って、彼が頼んだのは『カッシェロ・デル・ディアブロ』というワインだった。
「軽部さんも飲まれますか?・・・あ、これくらいは奢りますよ?」
これくらいと言うが、グラスで900円、ボトルで4500円もするじゃないか!と思う。なんとなく、岸田さん、割と食べ物にお金をかけるのは厭わないタイプなのかも・・・と思い始めていた。
私が声を上げたのも無理はないと思っていただきたい。そこは、確かに駅の中であるにも関わらず、その内装は食堂車のそれだったのだ。
私達がやってきたのは東京駅改札内、グランスタにある『THE STATION RESTAURANT THE CENTRAL』である。
「ここ、いいでしょ?味も美味しいんですよ」
入り口近くは駅の構内を望むカウンター席だったが、奥の方には列車の窓も再現した食堂車風の佇まいのボックス席がいくつか並んでいた。
さすがに窓の『外』までは再現しておらず、そちらもレストラン内部だったりするのだが、ちょっと雰囲気のあるランプシェードのついた明かりが灯っており、真っ白な厚手のテーブルクロスがかかった年季の入った木のテーブルがなんだかレトロな懐かしさを醸し出していた。
「俺はハヤシライスにしますけど、軽部さんは?」
彼がメニューをよこしてくれる。彼によると、ここのお勧めはハヤシライスとのことだった。メニューを見ると、オムハヤシだとか、ハンバーグだとか、いわゆる昔の洋食屋さん風のメニューが並んでいる。
・・・うっ・・・それなりにする・・・
寿司屋ほどではないけれども、お値段はだいたい2500〜3000円ほど。そこそこである。ちらっと彼を見た。
「きょ・・・今日は割り勘にしましょうね?ほら、勝負の分はもう終わったし」
と一応言っておく。なんとなく、そうしておかないと、また『俺が払う』と言いかねないからだ。
払ってもらいすぎると、なんとなく・・・気後れしてしまうから・・・。
迷った挙げ句、私が選んだのはオムハヤシだった。オムライスも食べたいし、イチオシのハヤシライスも食べたいというワガママなチョイスだった。
「あ、ワイン、頼んでもいいですか?」
そう言って、彼が頼んだのは『カッシェロ・デル・ディアブロ』というワインだった。
「軽部さんも飲まれますか?・・・あ、これくらいは奢りますよ?」
これくらいと言うが、グラスで900円、ボトルで4500円もするじゃないか!と思う。なんとなく、岸田さん、割と食べ物にお金をかけるのは厭わないタイプなのかも・・・と思い始めていた。

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