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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第1章 妄想女と不器用男
『え?これわかんなーい』
とか言ってみて。
『どれどれ・・・あ、これってこうじゃない?』
『わ!素直さん、すごい!!』
んで、んで!
パフェを交換して食べちゃったりして・・・
彼が食べたところからすくって食べる時、ちょっと意味ありげな目で見つめちゃったり?
ドキドキする?ドキドキしちゃうの!?
パチっと音がする。ケトルが盛大に湯気を吐き出しながら『お湯が沸いたぜ!』と主張してくる。その音で我に返った私は、とりあえず濃い目の緑茶を入れることにした。
あーあ、小説だったら、こんなふうにスラスラっと話ができてくるし、なんならこの後、ホテル行っちゃったり?いやそれ早すぎだろ?
あ、いけない。また妄想が暴走を・・・
フルフルと頭を振る。
とにかく、松の内の間、私の頭の中はこんな感じでお花畑が咲き乱れての狂い咲き。
お陰で小説が一本書けてしまった。
しかし、現実はびた一文進展してないわけで・・・。
ええい!これじゃあ埒が明かねえ、と思い、何度か私の方から誘いのラインを送ろうと思ったりもした。
『ちょっと遅めの初詣に行かないか』とか
『怖い絵画展とか・・・どう?』とか
どうしたら自然に誘えるのか?どう書いたらいいのか?などなど。現実のこととなると途端に弱気になる私は、ぐるぐる、ぐるぐる考えに考えて、ついに思考回路がクアトロルッツ・・・
『あなたは今年、厄年ですから、厄除けに付き合ってあげてもよろしくてよ』
とか送りそうになって、慌ててやめた経緯もある。
危なかった・・・。
つくづく自分が嫌になる。
自信がないのだ。もっと気楽に誘ったっていいと思うし、多分、怪談男は何も考えずに答えてくれる・・・だろうと思う。そこまで分かっていてもやっぱり思う。
『こんなオタク喪女・・・』
ああああああっ!!!
だめだああ!!
てなわけで、ぐるぐるもやもやしている内に、とうとう三が日が終わってしまったのである。何の進展もない・・・ままだ。
はあああ・・・
お茶を一口。
あったかくてほろ苦いお茶が体を少し温める。
とか言ってみて。
『どれどれ・・・あ、これってこうじゃない?』
『わ!素直さん、すごい!!』
んで、んで!
パフェを交換して食べちゃったりして・・・
彼が食べたところからすくって食べる時、ちょっと意味ありげな目で見つめちゃったり?
ドキドキする?ドキドキしちゃうの!?
パチっと音がする。ケトルが盛大に湯気を吐き出しながら『お湯が沸いたぜ!』と主張してくる。その音で我に返った私は、とりあえず濃い目の緑茶を入れることにした。
あーあ、小説だったら、こんなふうにスラスラっと話ができてくるし、なんならこの後、ホテル行っちゃったり?いやそれ早すぎだろ?
あ、いけない。また妄想が暴走を・・・
フルフルと頭を振る。
とにかく、松の内の間、私の頭の中はこんな感じでお花畑が咲き乱れての狂い咲き。
お陰で小説が一本書けてしまった。
しかし、現実はびた一文進展してないわけで・・・。
ええい!これじゃあ埒が明かねえ、と思い、何度か私の方から誘いのラインを送ろうと思ったりもした。
『ちょっと遅めの初詣に行かないか』とか
『怖い絵画展とか・・・どう?』とか
どうしたら自然に誘えるのか?どう書いたらいいのか?などなど。現実のこととなると途端に弱気になる私は、ぐるぐる、ぐるぐる考えに考えて、ついに思考回路がクアトロルッツ・・・
『あなたは今年、厄年ですから、厄除けに付き合ってあげてもよろしくてよ』
とか送りそうになって、慌ててやめた経緯もある。
危なかった・・・。
つくづく自分が嫌になる。
自信がないのだ。もっと気楽に誘ったっていいと思うし、多分、怪談男は何も考えずに答えてくれる・・・だろうと思う。そこまで分かっていてもやっぱり思う。
『こんなオタク喪女・・・』
ああああああっ!!!
だめだああ!!
てなわけで、ぐるぐるもやもやしている内に、とうとう三が日が終わってしまったのである。何の進展もない・・・ままだ。
はあああ・・・
お茶を一口。
あったかくてほろ苦いお茶が体を少し温める。

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