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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第6章 女の約束と男の気持ち
☆☆☆
1月28日(水)夜。
熱に浮かされたように、私は自室に戻ってきた。
あれ?私、どうやってここまで帰ってきたんだっけ?
ぱふん、と、お洋服のまま、ベッドに転がる。
胸が熱い。
手をやると、そこには三日月にブルージルコンのハートがあしらわれたペンダントトップのネックレスがあった。
『軽部さん!付き合ってください!!』
私がお手洗いで用を足し、更に呼吸と化粧を整えてから戻ると、目をつむってなにやらブツブツ言っていた彼が突然、ズイと細長い箱を押し出して言ってきた。
『は・・・』
一瞬、頭が真っ白になる。
え?今なんて?
月、あって?
月がどうした?
それとも突き合って・・・剣道?
津・・・きあって
三重県の県庁所在地に、なにか?
しばし固まった私達。視界の端で給仕係の女性が口に手を当てて笑いをこらえているのが見えた気がしたが、それどころではない。
これってもしかして・・・
『付き合って』・・・?
そして、最初に動いたのは彼だった。
「あ・・・え・・あと・・・え・・・・。その・・・だから・・・お・・・俺と・・・その・・・」
んんっ!と咳払いをして、更に深呼吸を三回。
そして、やっと彼は意味のある言葉を発した。
「付き合ってください!!」
ゴン、と頭をテーブルに叩きつけんばかりの勢いでお辞儀をしながら言った。
「・・・はい・・・」
なんだか、ふわふわしたまま、私は自然にそう言っていた。
そのあと、数十秒後に、ぶわっと胸の奥から何かが溢れてきて、それで顔が真っ赤になって、ついでに何故か涙が滲む。
気持ちが・・・気持ちがぐちゃぐちゃだあ!!
こっちの気持ちが高まっているところで、どうやら彼は気持ちが落ち着いてきたみたいで、『これ・・・軽部さんにと思って・・・受け取ってほしい』と。
差し出された箱を開けてみると、それはペンダントだった。
「12月が・・・お誕生日と聞いていたので、その・・・た、誕生石の・・・探したんです」
確かに12月の誕生石・・・色々ある中のひとつがジルコン。このペンダントトップにあしらわれた月は白の、ハートは青のジルコンだった。
「あ・・・ありがとう・・・」
やっと、それだけ言うことができた。
1月28日(水)夜。
熱に浮かされたように、私は自室に戻ってきた。
あれ?私、どうやってここまで帰ってきたんだっけ?
ぱふん、と、お洋服のまま、ベッドに転がる。
胸が熱い。
手をやると、そこには三日月にブルージルコンのハートがあしらわれたペンダントトップのネックレスがあった。
『軽部さん!付き合ってください!!』
私がお手洗いで用を足し、更に呼吸と化粧を整えてから戻ると、目をつむってなにやらブツブツ言っていた彼が突然、ズイと細長い箱を押し出して言ってきた。
『は・・・』
一瞬、頭が真っ白になる。
え?今なんて?
月、あって?
月がどうした?
それとも突き合って・・・剣道?
津・・・きあって
三重県の県庁所在地に、なにか?
しばし固まった私達。視界の端で給仕係の女性が口に手を当てて笑いをこらえているのが見えた気がしたが、それどころではない。
これってもしかして・・・
『付き合って』・・・?
そして、最初に動いたのは彼だった。
「あ・・・え・・あと・・・え・・・・。その・・・だから・・・お・・・俺と・・・その・・・」
んんっ!と咳払いをして、更に深呼吸を三回。
そして、やっと彼は意味のある言葉を発した。
「付き合ってください!!」
ゴン、と頭をテーブルに叩きつけんばかりの勢いでお辞儀をしながら言った。
「・・・はい・・・」
なんだか、ふわふわしたまま、私は自然にそう言っていた。
そのあと、数十秒後に、ぶわっと胸の奥から何かが溢れてきて、それで顔が真っ赤になって、ついでに何故か涙が滲む。
気持ちが・・・気持ちがぐちゃぐちゃだあ!!
こっちの気持ちが高まっているところで、どうやら彼は気持ちが落ち着いてきたみたいで、『これ・・・軽部さんにと思って・・・受け取ってほしい』と。
差し出された箱を開けてみると、それはペンダントだった。
「12月が・・・お誕生日と聞いていたので、その・・・た、誕生石の・・・探したんです」
確かに12月の誕生石・・・色々ある中のひとつがジルコン。このペンダントトップにあしらわれた月は白の、ハートは青のジルコンだった。
「あ・・・ありがとう・・・」
やっと、それだけ言うことができた。

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