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乳牛メイドのホルスタイン あの、かけがえのない日々のこと
第7章 第6話 愛情の甘い味
「ホルスタイン、美味しいよ。実は小さい頃から、ホルスタインの母乳を飲んでみたかったんだ……」
「後天的に誘発された乳汁ですが、栄養素は通常の母乳と大きく変わらないそうです。これから何度でも私の母乳を飲んで、栄養素を摂ってください」
「ありがとう。……ごめんね、もう勃たなくなっちゃって。でも、ホルスタインのことはあの世に行っても忘れないよ」
「坊ちゃま……」

 私の乳首に吸い付き、母乳を飲みながら乳頭を舌の先で刺激しても、もはや坊ちゃまの男根が|屹立《きつりつ》することはなかった。

 彼の全身全霊をかけた愛撫で私がどれだけ快感を味わっても、私はもう坊ちゃまに同じだけの感謝を伝えることができない。

 それでも坊ちゃまを少しでも悦ばせてあげられたなら、それ以上望むことは何もないと思った。


 忠実な従者である|乳牛《ホルスタイン》の半亜人として、そしてこの世にただ一人の恋人として、これから何度でも坊ちゃまに母乳を飲ませてあげたい。

 死にゆく彼の身体に、少しでも私の思い出を残してあげたい。


 そして、この世に残される私の身体に、少しでも彼の温もりを残していってほしい。


 それこそが私が彼にしてあげられる最後の奉仕であり、彼から与えられる最後の恵みなのだろう。
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