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乳牛メイドのホルスタイン あの、かけがえのない日々のこと
第9章 エピローグ かけがえのない日々のこと
坊ちゃまに、リュートに一体何の罪があったというのだろう。
彼の父親が罪業病でありながら子を成すという罪を犯したとして、なぜ坊ちゃまがその|咎《とが》を負わねばならなかったのだろう。
やがて死すべき運命にある坊ちゃまの身の回りの世話をして、同時にその性欲を発散させるための相手として、私は坊ちゃまの祖父であったランバート家の当主に選ばれた。
私は子宮を持たないから、どれだけ坊ちゃまの精液を膣内に放出されても彼の子を宿すことはない。
生涯で何人もの子を宿し豊富な母乳をもたらす|乳牛《ホルスタイン》の半亜人としての役目を十分に果たせない私にとって、坊ちゃまの世話係兼性処理役は天職だった。
当主は私に坊ちゃまが幼い頃から私の身体だけに夢中になるよう誘惑せよと厳命し、坊ちゃまが他の|雌《めす》に興味を示したらそれを断ち切ることも命じた。
それが、罪業病の遺伝子を坊ちゃまの代で途絶えさせる最良の方法だったから。
私は54年間の人生で、坊ちゃまと過ごせて幸せだった。
いずれ終わりが来ると分かっていても、坊ちゃまの唯一無二の恋人としてかけがえのない幸せな日々を過ごせた。
私のこれからの人生の目標は、天国で坊ちゃまに再会できるよう自らもこの世界に恥じない最期を迎えることだけだ。
彼の父親が罪業病でありながら子を成すという罪を犯したとして、なぜ坊ちゃまがその|咎《とが》を負わねばならなかったのだろう。
やがて死すべき運命にある坊ちゃまの身の回りの世話をして、同時にその性欲を発散させるための相手として、私は坊ちゃまの祖父であったランバート家の当主に選ばれた。
私は子宮を持たないから、どれだけ坊ちゃまの精液を膣内に放出されても彼の子を宿すことはない。
生涯で何人もの子を宿し豊富な母乳をもたらす|乳牛《ホルスタイン》の半亜人としての役目を十分に果たせない私にとって、坊ちゃまの世話係兼性処理役は天職だった。
当主は私に坊ちゃまが幼い頃から私の身体だけに夢中になるよう誘惑せよと厳命し、坊ちゃまが他の|雌《めす》に興味を示したらそれを断ち切ることも命じた。
それが、罪業病の遺伝子を坊ちゃまの代で途絶えさせる最良の方法だったから。
私は54年間の人生で、坊ちゃまと過ごせて幸せだった。
いずれ終わりが来ると分かっていても、坊ちゃまの唯一無二の恋人としてかけがえのない幸せな日々を過ごせた。
私のこれからの人生の目標は、天国で坊ちゃまに再会できるよう自らもこの世界に恥じない最期を迎えることだけだ。

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