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センセイと課外授業
第10章 定期試験
それでも名前を呼び捨てされていることや、毎日ラインが来るとこを考えてみても、やはり私たちは付き合ってるらしい。
「てゆうか、どうして言ってくれなかったのよー!」
莉奈が机に頬をつけてぷくぅっと膨れた。
「ごめんね、ほんと自分でもわけわかんなくて…」
本当に申し訳なくおもって謝ると、少し考えてから莉奈が顔を挙げた。
そして私の頭を撫でながら笑みを浮かべた。
「ま、良かったじゃん。佳奈、初彼だね!」
「う、うん。付き合うとか、どうすればいんだろ…」
「そんなのさー」
ガラガラっ
「始めるから席着きなさいー」