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センセイと課外授業
第4章 課外授業
(い、今からキスするんだ…山田先生と…)

「…じゃあ、今日は終わりです。帰って良いですよ。」

「は・・・へ?」

私が顔を上げると、首をかしげた。

「どうしました?」

「あ、あの…」

(ご、ご褒美は…)

その言葉を飲み込んでじっと目を見ると、クスッと笑った。

「ああ、ご褒美ですか?そうですね…ちゃんと予習もしてきたし…」

そういうと、ゆっくりメガネをはずした。

「…ずっと期待してたんだな。」

「!!」

そういうと、ぐいっとあごを掴まれた。

「いいんだな、一之瀬。」

こくりと頷くと、ゆっくり顔が近づいてきた。
そして、距離感がつかめないまま、いきなり唇が触れて重なった。

「!!」

緊張で胸がドキドキする。
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