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夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第11章 一線
陽翔と姉が家を出る頃、結奈はようやく起きた。
夕べの女子会、ちょっと飲み過ぎた。
二日酔いとまではいかないまでも身体がだるい。
陽翔が来るのは夕方の予定。
部屋は1週間かけて掃除してあるから問題ない。
昨夜着ていた服がソファに放り出してあるくらいだ。
【もう少し…寝よ……】
ベッドの上で寝返りをうつと、もう微睡んでいた。
迂闊にもスマホのアラームをセットせずだった。
少し、もう15分…そのはずだったのに…。
「……っん…うっさいな……」
けたたましく鳴るインターフォンの音に目を覚ました。
【宅配便ならボックスに入れといてよ……】
寝室の扉に背を向けてもインターフォンはまた鳴る。
しつこい…と思った瞬間我に返った。
【…陽翔っ……】
と思っても飛び起きるわけでもない。
身体のだるさは取れていた。
それでも寝起きの身体はやはりちょっと重い。
【はいはい…わかったから……】
気だるそうに寝室から出て玄関のオートロックを解除して…
「503号室、一番奥だから……」
そう呟いて、ソファに脱ぎっぱなしの服をランドリーボックスに放り込みに脱衣室へと向かった。
ピンポーン…
【早いな……】
玄関ドアのロックを解除してドアを押し開ける。
ひょこっと陽翔が顔を出した。
「どぞ……」
陽翔が入ってくるなりちょっとがっかりな顔をした。
「お邪魔します……」
叔母はだるそうな感じで招き入れてくれた。
どんな顔して、どんな服装で迎えてくれるんだろうとあれこれ想像していた。
もしかしたら、玄関入ってすぐにキスでもしてくれるかもしれない。
そう思っていた幻想は脆くも崩れ去った。
「寝てたの?…」
「うん?、ぁぁ昨日…友達と飲んでて……こんなに寝るつもりはなかったんだけど…ごめん…二度寝してた……スリッパ適当に使って……」
叔母は大きめのTシャツしか着てないように見えた。 前を歩く叔母がリビングに入ると陽射しに透けて下着を着けていることは解った。
髪も乱れている。
「陽翔…冷蔵庫に飲み物あるから適当に飲んでゆっくりしてて……テレビつけてもいいよ……私、シャワー浴びてくるから……」
「…う、うん…」
結奈はそう伝えると脱衣室に消えていった。

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