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夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第2章 距離感

「う、うん…」

【あ、またどもった…】

陽翔はいけないと奮起するように顔をあげる。

「わかったよ…久しぶりで距離感わかんなくなってて…ごめんなさい……」

陽翔の小指にも力が籠るのを感じる。
結奈は静かに小指を解いた。

「よしよし…」

そう言ってさらりとした陽翔の髪をくしゃっとしてやる。
陽翔は照れ笑いを浮かべていた。

「じゃあ、早速始めようか……宿題とかある?……」

結奈は椅子を下げて膝も解放してあげる。
陽翔のジャージの股間が膨らんでいるのを見逃さない。

【ほんとに…可愛いこと……】

陽翔は鞄からノートや教科書を取り出した。

「これくらいかな…」

「けっこうあるじゃない……とりあえず自分でやってごらん…わかんないとこあったら質問していいから……」

陽翔は頷きデスクに向かって問題を解いていく。
ノートに添えられた手…シャーペンを滑らせていく手を見つめていると、結奈は椅子ごと近づいていく。
スカートから伸びる膝がジャージの膝に触れると、シャーペンの芯が折れた。

「ほら、ちゃんと集中して…そこ間違えてるよ……」

髪を耳にかけてノートを覗き込んでいく。
陽翔の腕を結奈の腕が跨いでいくと、肘が乳房に触れる。
押しつけたりはしない。
ただ触れさせているだけ、でも肘は震えている。

ちょっと心地いい…。

「ちゃんと見て……ここ……違う……よく考えて……」

陽翔を跨いだ腕の指先が教科書の問題をなぞる。
陽翔が発汗したのを感じる。
少年の匂いが立ち込めるようだ。

陽翔が呟く。

「あ、そうか……」

【結奈さん、近いよ……こんなの集中できない……】

でも、嫌われたくない。
離れて欲しくない。
肘に当たってるのは結奈さんのおっぱい。

【あぁ…甘い匂いにくらくらする……】

叔母の囁くような指摘に指先を追う。
細い指も綺麗に焼けている。
整えられた爪、決して長くない…施されたネイルが輝いて見えた。
いけないと思いながら問題を読み返す。
単なるボンミスだった。
シャーペンを置いて消しゴムを手にして文字を消していく。

「…ぁ……」

叔母の漏らした吐息。
消しゴムでノートを擦る度に肘が乳房を軽く押していた。


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