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夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第14章 餓鬼

結奈はキョロキョロと辺りを見渡した。
天井の角に監視カメラがあるのが解る。
ワンピースは一番上のボタンは開いている。
次のボタンから二つ外して中を覗き込ませまた。

「おぉ、…おっぱいけっこう大きいっすね…乳首の色も綺麗だ…」

レジに店員がいるだけと解っていても恥ずかしい。 何より屈辱だった。

「こんな格好させてどこ行くつもり?…さっさと終わらせて帰りたいんだから……」

健人は肩から下げていたボディバッグを前に回してジッパーを開いた。

「はい、これ着けて…」

赤い革製の首輪だった。
結奈は固まっていた。

【これを着けろって……】

「あ、ごめん…自分じゃ嵌められないか…じゃ、ウィッグ持ち上げて…」

はいどうぞ…なんてできるはずもなく、後退りしていく。

「ふざけないでっ…何をさせたいのっ…」

「いちいち説明なんてめんどいんだけど…嫌なら帰ってもいいんすよ…」

「ほんと、お前…最低だな……」

「なんとでも言っていいっすよ…言うこと聞くんならね…」

サングラスでこいつには伝わっていないのかもしれない。
キッと睨みながら、首を晒すように作り物の髪を持ち上げていった。

「そうそう…俺はどっちかと言うと従順な女が好みなんすよ…」

首輪が首に巻かれていく。
ベルトの穴に金具を刺され、固定されてしまう。
窓に写った自分を確認すると首元でカチッと音がした。

【え?……】

首に巻かれた赤い首輪から、赤い紐が伸びている。 紐の行方は目の前の少年の手にあった。

「何これ…外して…外せって……」

それまで抑えていたトーンが最後の一言だけしっかりとした声となっていた。

「しぃーっ…あんまり大きな声だと注目されるって…」

結奈は自らリードを外そうと手をかけると、ぐっと引っ張られていた。

「外さないでもらえるかなぁ…ペットが逃げ出さない為のリードなんだから……じゃ、ワンピ脱いで……」

「はぁ?……」

「だって下も指示通りか確かめなきゃ…」

結奈は健人の指示通り、ワンピースの下には何も身に着けずに来ていた。




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