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夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第6章 ご褒美
「あら…今日は眼鏡なの…」
「うん、そう…たまにはこういうのもいいかなってね……」
「…学校の先生みたいね…」
【そうだよ、姉さん…まさにそれが狙いってわけ……】
一週飛ばした家庭教師の日。
結奈は白いブラウス、タイトスカート、セパレートのストッキングという出で立ちに赤いフレームのシャープな眼鏡をかけて髪をアップに纏めていた。
あざとく女教師ルックというわけだ。
「それで?…陽翔の中間テストどうだったの?……結果聞いてるんでしょ?……」
「それがね…あの子教えてくれないのよ……結奈に先に報告するんだって聞かなくて…」
姉は困ったように肩を竦めていた。
【ふーん…ということは自信ありってところか……】
「じゃあ、早速確かめに行こうかな……」
「でも、あの子頑張って勉強してたわよ……やっぱり結奈に頼んで正解だったわね…」
「まだわかんないよ……それにお寿司なんて大げさじゃない?……たかが中間テストでしょ……」
キッチンに立つ姉は桶で酢飯を混ぜ合わせていた。 どうやら今夜はちらし寿司らしい。
そう言って陽翔の待つ二階へと上がっていった。
「陽翔…入るよ……」
陽翔はいつも通り椅子に座ったまま回転して振り向いた。
「わ、結奈さんっ…どうしたのその格好…」
「なんで?…こんな格好も好みかなってね……」
目の前に立つ叔母の足元からアップに纏められた頭までしっかりと見つめていく。
【なんかエロい…眼鏡もすごくエロい…】
「うん…なんか秘書みたいで色っぽいっていうか…かっこいい…眼鏡って普段はコンタクトなの?…」
「はぁ?…カテキョに来てるんだからそこは女教師じゃない?……」
【どんなエロ動画観てるかわかるわ……】
陽翔は府に落ちたように苦笑いしていた。
結奈はいつものリクライニングチェアではなくベッドに腰掛けた。
机の上には答案用紙らしき紙が重ねて置いてある。
「ほら、結果報告……見せてごらん……」
叔母の言葉に胸を高鳴らせる。
この時を一週間待ち望んでいたのだから。
結果はもちろん自信ありだ。
叔母はきっと褒めてくれると思う。
答案用紙を持って立ち上がると両手を添えて差し出した。

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