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路地裏文化研究会
第8章 宴のあとで
 そう言ってまた唇を重ねる中村さん…。

 (みんなで愉しむ…)

 『乱交』と言ってしまえばそれまでですけど、その言葉の響きとは違う何かをわたしは感じていました。みんなに愛されるという満足感、こんなわたしでも愛してくれたという安心感。人生の大先輩が、もしかしたら孫みたいなわたしの思いをちゃんと見抜いて、わかってくれて、そして背中を押してくれたような気がしました。

 わたしのことを『女神様』と呼んでみたり、目隠しをしてくれたりしたことも、おじさんたちの気遣いだったのだと思いました。おじさんたちの声が聞こえることはありませんでしたが、きっと仲よく、和気あいあいと、順番に…のような。その中心にはわたし…。

 ただ獲物として置かれているのではなく、『女神様』と称しておじさんたちの輪の中に置かれているという…ヒリヒリしていたお股がキュンとしました。お〇んことお口と手のひらで感じたお〇んちんは、みんな素敵でした。そう思えたのは、お〇んちんの持ち主もみんな素敵だったから…。そういう人たちと同じ時を過ごしたという…きっと幸福感。

 読み漁っていた官能小説や成人漫画で描かれるセックス、さらには『乱交』は、満足感や安心感、幸福感とは無縁のものばかりだったような…。

 (セックスって…気持ちいい…もっと…したい…)

 中村さんが唇を離すとわたしは言いました。

 「また、来てもいいですか…」
 「もちろんだよ。今日は貴女の歓迎会だったんだから…」
 「そうでしたね…」
 「今度はちゃんと企画を考えて…」

 (どんな企画でもいいです…今度は目隠しはなくても大丈夫ですから…)

 今度はわたしが中村さんにキスをしました。

 「いい…のかな…?」
 
 わたしは頷きました。

 …結局、わたしは初めて朝帰りしました。わたしは、中村さんがゆっくりと入ってくるのを感じながら、わたしに初めてお〇んちんを入れてくれた人もきっと中村さんだったのだと思いました。多分…ですけど。
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